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洸希「親友…?」
『…洸希?』
洸希「たしかに、親友“だった”かもね。だけど今は違う。」
『…え、えー。親友でしょ?怒ってるの?言わなかったのはごめんね、本当に。だから距離を置くとか、そういうのっ…、』
洸希「…バカ」
俺が言いたいのは、そういうことじゃないっていうのに。
洸希「Aが男共に押さえつけられてる時、自分で自分をコントロールできないぐらい腹が立ってどうしようもなかったし、探してる時は心配で心配でしょうがなくて、おかしくなりそうだった。」
『…』
洸希「Aの泣いてる姿見た瞬間、頭に血が上って俺が俺じゃないみたいだった。」
こんなの、本当に生まれて初めてだった。
洸希「今気がついたんだけど、Aが好きみたい。うん、多分好き、いや、多分じゃなくて絶対好き」
『…洸希』
洸希「あー、話さないでお願い。
返事もしないで。
ていうか聞かない絶対。
振るとか許さない。」
洸希「今のは忘れて。」
でも、もう少しこのままでいさせて。
そう言ってより一層抱きしめる力を強める。
離れないように。
『ちょ、くるし』
洸希「もう少し」
『じゃあ力弱めてよ』
洸希「あぁ、うん。」
2人の距離は0に近いが、心の距離はまだ遠かった。
いいよ、ゆっくりで。
焦る必要なんてない。
これから俺が、Aに好きになってもらえるように頑張ればいいだけだから。
そんな甘い(?)雰囲気を壊すかのように、
女の下品な笑い声が近づいてきた。
「楽しんでる〜?市川Aはどうなっ…ッ!」
「何?なんでそんなびっくりしてんの?笑 まさかマジでやっちゃったの…ってッ!」
ナイスタイミングで現れたブス女3人
さてこいつら
どうしましょうか。
洸希「…よぉ」
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花姫(ソヨン)(プロフ) - しぃたむさん» コメントありがとうございます!更新遅れていて申し訳ございません…!当方、学生であるため、テストが終わり次第更新します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
しぃたむ(プロフ) - 続きが見たいです!!!!!! (2019年10月9日 23時) (レス) id: 3cf689c57d (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» 分かりました!ありがとうございます! (2019年8月19日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 咲希(ソヨン)さん» こんなコメント受け入れて下さりありがとうございます<(_ _)>私が見たのは12話辺りだったと思うんですけど、見返してみたら直ってましたので大丈夫です!(^^)更新頑張って下さい (2019年8月8日 1時) (レス) id: f15f360086 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(ソヨン)(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!どの辺ですか…?教えていただけると嬉しいです! (2019年8月6日 9時) (レス) id: 0da49b69df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲希(ソヨン) | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月23日 14時