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正直状況が理解できなかった。
洸希からは気持ちは伝えられていたとはいえ、
ちゃんと断ったつもりでいたから。
そして洸希はそんなことに逆上するような人間じゃない。
そう思ってたから。
和哉「洸希…なんで、こんなこと…」
洸希「俺だって!!俺だってわかんねえよっ…!!
でも体が言うことを聞かなくて…
気づいたらもう、遅かった…」
絶望したような表情で、洸希に問いかけた和哉。
洸希も洸希で、かなり取り乱している。
そこにまたチャイムがなって、
インターホンを確認しにととりあえず私はその場の席を外した。
見に行ってみるとそこには、
焦ったような顔の楽が。
とりあえず入れてあげると、
案の定楽はこの状況を見て把握ができないようだった。
楽「何が、あったの。」
和哉「とりあえず、みんな座って。
落ち着いて話そう。」
和哉の言葉を合図に、みんなその場に腰を下ろした。
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作者名:咲希(ソヨン) | 作者ホームページ:
作成日時:2019年3月26日 13時