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後日。
｢おはようございます｣
店長｢あれ？Aさんあなたもうやめたのにどうしたの？｣
｢えっ、あ、もう辞め、あれ？｣
店長が見せてくれた名簿には私の名前がなくなっていて、
ついでにしおりのもなくなっていて。
｢あ、ごめんなさい失礼しました。｣
店長｢あなた、愛されてるわね。｣
｢え？｣
店長｢彼氏さんの松村和哉さんとか言ったかしら。
その方からお電話があって、あなたを辞めさせてくれって。
よければついでにお友達持っていってたから、
しおりちゃんの名前も無くしちゃった。｣
え、なんかてへぺろ、みたいなテンションで言ってるけど
店長さんはそれで良いのかい？
店長｢彼氏持ちなら言ってくれればよかったのに！
まあ、悪く思わないで？あなた達に怒ってなんてないから！
むしろ愛されてて羨ましいくらい！｣
｢あ、ああ。ありがとうございます…？｣
店長｢これからも幸せでいなさいね？
ほら！気をつけて帰りなさい！｣
｢すみません、短い期間でしたがお世話になりました。｣
店長｢うふふ、いいのよ。またね！｣
｢失礼致します｣
しおりにも帰り道電話で説明すると、
初めは案の定怒鳴ってたけれど、
仕方ないね。となり、
またお互い新しいバイトを探そうということになった。
バイト事件、一件落着。(？)
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作者名：咲希(ソヨン) | 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月26日 13時
