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竜星side
最初から気付いてた
宝がSNSを見て苦しんでるって
でも、
何も出来なかった。
いや、何もしなかっただけ。
“大丈夫”
そう声を掛けていれば
こんな事にはならなかったかもしれないのに
夜中に自分も苦しくなるほど
辛い、苦しい匂いがして飛び起きたら
もう手遅れだった。
紅く染まった台所に宝が倒れていて
「宝!!ねぇ!!宝!!」
どれだけ名前を呼んでも
肩を揺さぶっても
宝が目を覚ますことはなくて
「…起きてよ…ねぇ…」
「竜星…揺さぶっちゃだめだよ…竜星…」
「宝…やだ…宝!!」
なるが必死に俺を抱き締めて
「大丈夫…大丈夫だから…」
ずっと俺をあやしてくれた。
あやしてるなるも、俺を撫でる手は震えていて
苦しい匂いがした。
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茉音 - nさん» リクエストありがとうございます!! 書かせていただきます! (2023年1月9日 13時) (レス) id: 22e441d1ce (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - 寒さでお腹壊しちゃう宝くん読みたいです🔆 (2023年1月8日 23時) (レス) @page50 id: 37eb320bd6 (このIDを非表示/違反報告)
かんな - とってもとっても最高です!!受験でお忙しい中書いてくださりありがとうございます!! (2023年1月1日 0時) (レス) id: 7379ef687f (このIDを非表示/違反報告)
茉音 - かんなさん» 無事書き終わりました! 希望通りになっていたでしょうか? よいお年をお過ごしください! 素敵なリクエストありがとうございます! (2022年12月31日 23時) (レス) id: 22e441d1ce (このIDを非表示/違反報告)
茉音 - かんなさん» リクエストありがとうございます! 遅くなってしまってごめんなさい… 偏頭痛持ち宝くん頑張って書かせていただきます! (2022年12月30日 11時) (レス) id: 22e441d1ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉音 | 作成日時:2022年11月26日 0時