Which one do you like...??____Koki_Ka (ページ6)

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__きみのとなりページ6

Your side
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付き合い始めは毎日ドキドキして熱いけど慣れてくると友達みたいになってくるって

そんなの嘘だ

時間が経てば経つほどに好きが増して、友達だったときからどんどん遠ざかる感覚。

好きだと思えば思うほどに拗らせて、近くにいるだけでとてつもなく苦しくて耐えられない気持ちになるのに

少し年上のきみはそんなの気づいてないみたいなときがあって寂しくなる

でも

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『お待たせしました！じゃあ出発しよっか』

「うん！」

そう言って車の助手席のドアを開けて微笑んでくれて"安全運転には自信あるから任せてね"ってシートベルトをきゅっと締めて、私よりも浮かれてそうな笑顔がすごく落ち着くんだ

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『止まる予定のサービスエリアまで長いし、今日早起きして眠いだろうから寝てていいよ』

「ありがと、皇輝くんも無理しないでね」

たまに会話をしながら運転する彼を隣で見ては胸が高鳴って、一人でドキドキしちゃってるんだって切なくなって、

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『Aちゃん？』

「...っ、！は、、ごめん寝ちゃってた...』

『ううん、おはよ。サービスエリア着いたからちょっと外の空気吸いに行こ？』

「うん、」

『どうしたの？車酔いした、？』

「寝るつもりなかったのにぃ...多分皇輝くんと話しながら寝てたよね、」

『ふふ、突然寝だすからびっくりしたよ？』

「ごめん...」

『安心、してくれたってことでしょ？怖い人の運転じゃ寝れないと思うもん、嬉しいよ』

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私が寝てたことなんて全く気にしてなくて、ちょっとお腹空いたしおやつ食べない？なんて手を差し出してくるから私も嬉しくなる

長い高速道路も抜けて、目的地に到着。

ずっとずっと好きな人の隣にいていつも以上に緊張したのに、いつも以上に落ち着いてる

旅館に着いて荷物片付けてしばらく窓際にある椅子に座って二人で景色眺めてまったりする。

もちろん隣り合って。

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「皇輝くん、？」

『...』

「運転お疲れ様でした、今日は早くおやすみしようね」

『、ん』

「起こしちゃった、？」

『...』

ふと静かだと思って隣を見たらスーッと寝息を静かにたてて眠ってるから、起こさないようにそっと髪をすくみたいにして頭を撫でてタオルケットをかける

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