__同じこと思っているから5 ページ27
Your side
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『Aがさ、？頑張れそうなら...2人目そろそろどうかなって、』
「いい、の？」
『2人は欲しいねって話してたじゃん？それにお姉ちゃんになりたいなって言ってたし、』
「ん、うれし、」
『俺も、頑張るよ』
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律儀で真面目な皇輝さんだからこういうときは必ずサイドテーブルにはそれが用意される
でも今日はそんな用意も無しに始めたからもともとそのつもりでずっといたんだと思うと、心の距離が離れていたように感じてたあの時間も同じ気持ちでいたことがわかってまた身体が熱くなる
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『っ、何か考えてるの？』
「え、？」
『なんか、嬉しそうだよ』
「皇輝さんとくっつけてるから、」
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さっきまで視線を絡ませてあってたのに照れたのか視線をそらして、会話する隙を与えてくれなくて
既に余裕がなさそうでぐっと私の手を握って下唇を噛む皇輝さんがぼやけた視界の中に入る。
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「こーきさんいっぱいほしい、」
『っ、せっかく耐えてるのに、さ？』
「おねがい、っ」
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ただでさえ久々で余裕ないのに、とか
そんなに欲しがられたら我慢できなくなる、とか
色々呟いてはすぐに限界が来てしまうからちょっとだけ意地悪して、逞しいその胸板をそっと撫でれば泣きそうな顔をしてこっちに倒れ込んでくるからぎゅんぎゅんしてしまう。
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「皇輝さんがそんな余裕ないの、新鮮」
『っ、ほんとに知らない、』
「っ、あ」
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久々な上に隔たりがないのはあまりにもお互いにとって気持ちが良すぎたみたい。
けどそのおかげで溢れるくらいに皇輝さんでいっぱいになれたから、きっと
.
.
「赤ちゃん、たのしみ、」
『うまくいってたらいいな...』
「大丈夫、皇輝さん頑張ってくれたもん」
『ん...ありがとね、Aも』
.
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なんだか今日はよく眠れそうかも、なんて笑い合って2人で眠りに落ちた。
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作者名：ようぴょん** | 作成日時：2022年10月1日 22時
