肆話 ページ6
弥彦「な……あれでまだ手加減してたのかよ！」
紗季「面倒くせぇなぁー」
神谷/弥彦「！」
曾て剣を交えた者通しの戦いは、時が経てば経つほど強くも弱くもなる
だが、二人の戦いは
斎藤は、剣心を抜刀斎に蘇らせること
剣心は、己が決めた不殺を守ろうと
している
だから、譲れないもののために全力で刀を振るう
それを横で見ていた曾ての女剣士も目覚めていた
剣心「立て、斎藤 十年振りの闘いの決着がこれしきではあっけないだろ」
斎藤「フ…フフ…本当は力量を調べろとだけ言われていたが気が変わった もう殺す」
剣心「寝惚けるな"もう殺す"のは俺の方だ」
神谷「！！！」
弥彦「薫！」
神谷「止めて……誰かあの二人を止めて」
斎藤/剣心おおおお!!
神谷誰かあの二人を止めてェーーーーッ!!
ガキィィイン (刀刃が折れた)
弥彦「うお！」
剣心「次は貴様の首を飛ばす」
斎藤「逆刃か………」
弥彦「すげぇ……なんか今日の剣心はいつも以上にキレてるぜ」
神谷「違うのよ！！あれは剣心じゃない 人斬り抜刀斎なのよ」
弥彦「はぁ」
神谷「だから抜刀斎なんだってば！！」
弥彦「何がなんだかわかんねーって」
神谷「止めて！誰かあの二人を止めて！！」
？「無理だぜ 嬢ちゃん」
神谷「左之助！！」
相楽「俺たちには止められねェ……剣心達は、完全に明治の東京でなく幕末の京都の中で闘っている」
神谷「！！」
相楽「いくら呼んでも俺たちの声は届かねェ この闘いを止められるのは幕末の動乱を生き抜いた者………それも激動の京都を味わった一部の者だけだ」
神谷「！！紗季さん」
紗季「面倒くせぇな………本当の抜刀斎を知らねぇ小娘や幕末を知らねぇ餓鬼がでしゃばっていい闘いじゃねぇんだよ」
神谷/弥彦「！！！」
斎藤と剣心が本気で殺し合いを始め掛けていた
二人の刀が手放され、拳の戦いに変わった
紗季は、長い髪を１つ縛りにし二人が同時に踏み込んだ所に突っ込んで
紗季「そこまでだ(殺気)」
斎藤/剣心「！！！」
紗季「分かるよな？一歩でも踏み出せば体がバラけるぞ…………私の鋼の糸によって」
神谷「！！！」
弥彦「いつの間に！？」
相楽「あの二人を一瞬で止めるとは………」
恵「彼岸花………」
相楽「なっ！？」
恵「間違いないわ………鋼の糸を自在に張り巡らせその中で血を浴びて咲いた………彼岸花」
紗季「抜刀斎、殴ると言ったよな？」
剣心「！！！」
ドゴォォオオン
剣心「@@@おろぉ〜」
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舞(プロフ) - 続き更新お願いします！ (4月8日 15時) (
レス) @page29 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
和南(プロフ) - 最初の序章のところでお庭晩秋ではなく御庭番衆では？ (10月13日 21時) (レス) id: 8738161eae (このIDを非表示/違反報告)
�盒恐衞� - 面白かった！続きが見たいな〜 (2021年5月31日 17時) (レス) id: 2ec3003677 (このIDを非表示/違反報告)
黒の組織LOVE(プロフ) - Raiさん» すみません、修正します (2020年8月30日 1時) (レス) id: de7d22e526 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - 黒の組織LOVEさん» 後よくアニメで見ましたが京都編では志紫雄真実じゃなく志々雄 真実だと思います間違ったらすみません。 (2020年8月30日 0時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
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