弐拾弐話 ページ24
紗季「あの人が私を庇って死んだとなぜ言いきれる？お前ら３人ともあの場に居なかったくせになぜ…………お前らにあの時の私の気持ちが分かる？………なぜ………私に生きる価値があるのさ！！！」
紗季は、彼岸花を発動させ幕末の彼岸花として襲い来る者たちを抹殺し緋村、蒼紫、斎藤を睨み指を動かす
剣心「薫殿……その場から動かないように」
神谷「え」
相楽「言われなくてもこの暗闇に光ってる糸を見りゃ分かる」
斎藤「彼岸花がまた咲いたってことだ」
蒼紫「……………」
剣心「紗季、拙者たちとてお主を相手にするなら手加減は出来ぬでござるよ」
彼岸花「幕末で散々人間を殺してきた……今さら不殺を願える立場じゃない…そこの小娘が言ったように俺は、人殺しそれでいいんだ！」
操「！！」
彼岸花「……………」
斎藤「哀れなだな」
彼岸花「………」
緋村たちは、暗闇のなかで静かに彼岸花と睨み合い仕掛けるタイミングを伺っていた
しかし、皆の中で一人だけ前に出た
剣心「蒼紫」
蒼紫「俺が招いた結果でもある」
剣心「………」
蒼紫「紗季………あの場に居なくても本当のお前を知るものなら分かる」
紗季「………」
蒼紫「御庭晩秋と同行して戦い方を学び、新選組に守られ………俺も緋村もお前が身分が違っても扱いが同じ人間として守ってきた」
紗季「私は、自分の親をこの手で殺している！！人殺しでいい！」
紗季は、糸を解いてその場から忍の走りで姿を消した
剣心「根が深いでござるな」
斎藤「………」
蒼紫「緋村、俺は先に東京へ戻る」
剣心「？」
蒼紫「京都に居ることで紗季が戻っているなら……東京に戻れば変わるだろ」
剣心「確かに…………紗季にとってこの地は、彼岸花が生まれた地でもあるでござるからな」
斎藤「………」
神谷「剣心、紗季さんを呼び戻しに行かなくていいの？」
操「薫さん！」
神谷「確かに紗季さんは、人を殺めた………だけど、私たちだって紗季さんを責められないわ…………戦いがあるだけで人を傷つけているんだもの」
操「！！」
剣心「そうでござるよ…………例え、人を殺めていなくても傷つけている……拙者たちが紗季を問い詰めてしまったことも含めて………だが、彼岸花も分かっているはずでござる」
神谷「え？」
剣心「蒼紫が修羅になれなかった様に紗季も彼岸花になれないでござる」
神谷「蒼紫さんがいるから？」
剣心「そうでござる………」
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舞(プロフ) - 続き更新お願いします！ (4月8日 15時) (
レス) @page29 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
和南(プロフ) - 最初の序章のところでお庭晩秋ではなく御庭番衆では？ (10月13日 21時) (レス) id: 8738161eae (このIDを非表示/違反報告)
�盒恐衞� - 面白かった！続きが見たいな〜 (2021年5月31日 17時) (レス) id: 2ec3003677 (このIDを非表示/違反報告)
黒の組織LOVE(プロフ) - Raiさん» すみません、修正します (2020年8月30日 1時) (レス) id: de7d22e526 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - 黒の組織LOVEさん» 後よくアニメで見ましたが京都編では志紫雄真実じゃなく志々雄 真実だと思います間違ったらすみません。 (2020年8月30日 0時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
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