６ 森を守る戦獣たち ページ7
モロが撃たれたと聞いたシシ神姫は、コハクに乗って駆け付けた
サキ「エボシか」
モロ「あの女の首を取るまで私は、死なない」
サキ「…………！！くっ」
サン「サキ…………」
サキ「モロ死ぬな………お前は、母さんと共に生きるべきだ………けっしてタタリ神になるな」
モロ「…………」
ロロ「何処まで愚かな生き物なの」
スネイク「この森を汚す奴に処罰を与えなければならない」
サキ「待て、無闇に動けば人間共の思う壺だ」
モロ「サキ姫の言う通りだ………私たちの森は、シシ神様の森だ」
サン「…………あの男は」
サキ「タタリ神に呪われた小僧だ」
全員「！！！」
サキ「ナゴを止めてくれた者」
ロロ「そう………ナゴだったの」
スネイク「あいつの縄張りが一番、被害が大きかったからな」
コハク「結局、変わらねぇのさ………生きる為には、獣も人間も弱肉強食なのさ」
サキ「猪は、人間にとって食用とされているからな」
サン「…………今日こそ決着を付けてやる」
サキ「………フッ」
サン「？」
サキ「ロロとクロウは、モロを頼む」
ロロ「仕方ないね」
クロウ「サキのお気に入りは、モロだからな」
サキ「スネイクは、余所者が森に入らぬように見張ってくれ」
スネイク「見張りは、いつものこと………それに西から既に一群が渡ってきている」
サキ「…………猪には、猪か」
コハク「行くんだろ」
サキ「モロを撃ったのだからな………命を貰いいく」
獣たち「無茶は、なさらぬようお気をつけて」
サキとサンは、夜の奇襲に備えて準備をしている頃
アシタカは、シシ神の森の目前にあるタタラ場に到着していた
そして、タタラ場を纏めるエボシに秘密を教えて貰い、呪われた右腕を必死に押さえｱｼﾀｶは、１人タタラ場の女たちと会話をして宿に戻ろうとしていた時
もののけ姫とシシ神姫は、タタラ場へ
カン カン カン カン
見張り「もののけ姫だぁー……シシ神姫も一緒だぁあああ」
全員「シシ神姫もΣΣΣ！？」
ｱｼﾀｶ「…………」
石火矢の見張りと対峙しサンは、タタラ場に降りｱｼﾀｶと剣を交えた
ｱｼﾀｶ「やめろ！そなたと戦いたくない」
サン「………」
サンは、エボシが居る場所へ向かう為屋根を登りタタラ場の大屋根に潜んでいた
エボシ「もののけ姫聞こえるか 私は、ここだ」
サン「………」
エボシ「お前が一族の仇を討とうと言うならばこちらにも山犬に食い殺された夫の無念を張らそうと心に決めたものたちがいる」
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k 靭瀏 - 素晴らしい話ですね！とても面白いです。続きを待ってます！ (2021年8月27日 1時) (
レス) id: de4b4de96b (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみです！ (2021年8月14日 13時) (レス) id: 3ee3a5f1c6 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - おもしろい...頑張ってください！ (2021年8月14日 5時) (レス) id: 2fa8042a76 (このIDを非表示/違反報告)
mito - すごく楽しくて吸い込まれるような感覚になります。更新頑張ってください！ (2021年8月14日 0時) (レス) id: 121f4f7b22 (このIDを非表示/違反報告)
かむり��(プロフ) - 一話一話が面白いので、いつもワクワクしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 54a03665cc (このIDを非表示/違反報告)
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