14 戦場 ページ15
ｱｼﾀｶがタタラ場に着いた頃と同じ頃、森の戦いが始まり
タタラ場も侍たちと戦っていた
おトキ「アシタカ様ー」
ｱｼﾀｶ「おトキさんかー みんなは無事かー」
おトキ「見ての通りさ、男たちの留守を狙って侍どもが押し寄せて来やがって」
ｱｼﾀｶ「エボシ殿は？」
おトキ「動ける男たちを連れてシシ神退治に行っちまってる こう囲まれては知らせようがなくてさ」
ｱｼﾀｶ「シシ神退治……やはりさっきの音は」
甲六「ダンナー 預かってましたぜぇ」
おトキ「なんで鞍と簑を持ってこなかったのさ」
甲六「だって……」
おトキ「この役立たず」
ｱｼﾀｶ「甲六ありがとう エボシを呼びに行くそれまで持つか？」
おトキ「いざとなったら溶けた鉄を吹っ掛けてやるさ」
民「ｱｼﾀｶ様お願いします エボシ様に早く」
ｱｼﾀｶ「！」
民「舟が来ますぞ お早く」
民「エボシ様を頼みます 私らも戦いますゆえ」
ｱｼﾀｶ「必ず戻る がんばれ」
おトキ「頼むよー」
民「お気を付けて」
甲六「！」
侍「出たぞぉ一騎！」
侍の笛の音が鳴った
ｱｼﾀｶ「追手が掛かった、頼むぞヤックル」
ヤックルは、懸命に走った
ｱｼﾀｶ「生き物が焼ける臭いだ」
後方に迫っていた侍の矢は、ヤックルの足に刺さりｱｼﾀｶは落ちた
ｱｼﾀｶ「ヤックル」
侍「来いやぁ！」
ｱｼﾀｶは、力を解放し侍を追い払った
怪我をしたヤックルを連れて先へ進みタタラ場の男たちと合流した
ｱｼﾀｶ「頭、惨いことになった」
頭「まだ何人も埋まってるんでさ」
男「ひでぇなんてもんじゃねぇねぇ」
ｱｼﾀｶ「タタラ場が侍に襲われた」
男たち「エェッ！！」
ｱｼﾀｶ「女たちが上の曲輪に立て込もって頑張っている 今ならまだ間に合う」
頭「えれぇことになった」
男「アサノの奴らだ留守を狙いやがった」
ｱｼﾀｶ「エボシ殿は此処にはいないのか」
男「へぇ シシ神殺しに森へ」
ｱｼﾀｶ「すぐに呼び戻せ 間に合わなくなる」
ｱｼﾀｶは、男たちに説明をし
多くの猪の下から山犬を救い出し、山犬とサンの元へ
サン「頑張ってもう少しでシシ神様のお池だから」
山犬「…………？」
サン「………なにか来る 乙事様の様子が可笑しいのもうちょっとだから頑張って」
山犬「とても嫌なものが来る」
サン「何だろう血の臭いで鼻が効かない」
サンたちが立ち往生しているところに猩々たちが木枝を投げ込んだ
サン「猩々たち」
猩々「お前たちのセイ」
猩々「お前たちのセイでこの森終わる」
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k 靭瀏 - 素晴らしい話ですね！とても面白いです。続きを待ってます！ (2021年8月27日 1時) (
レス) id: de4b4de96b (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 続き楽しみです！ (2021年8月14日 13時) (レス) id: 3ee3a5f1c6 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - おもしろい...頑張ってください！ (2021年8月14日 5時) (レス) id: 2fa8042a76 (このIDを非表示/違反報告)
mito - すごく楽しくて吸い込まれるような感覚になります。更新頑張ってください！ (2021年8月14日 0時) (レス) id: 121f4f7b22 (このIDを非表示/違反報告)
かむり��(プロフ) - 一話一話が面白いので、いつもワクワクしてます！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 54a03665cc (このIDを非表示/違反報告)
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