頭文字D ～秘められし才能～ (ページ2)

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文太:紗季、配達の時間だ
紗季:兄さんに頼んでよ～
文太:ったく、いつまで甘える気だ起きろ

私は、朝から父に叩き起こされ配達に出掛ける
いつも通り紙コップの水を溢さないように運転を続ける
兄と交代で毎日、秋名を走り回っている
学校に通いながら………
配達を終えて兄と学校に登校し帰宅
それが日常

拓海:紗季
紗季:ん？
拓海:今夜、来るか？
紗季:行くよ、私も走り屋の娘だから
文太:そりゃ、関係ねぇだろ

そんなことを話ながら兄と峠に出掛けた

いつき:あ！拓海ー
池谷:ん？
健次:なっ！？
拓海:どーも
紗季:………(頭を下げる)
３人:拓海
拓海:え！
紗季:………

大中小は、兄を連れて話し込む

いつき:誰なんだ？
健次:彼女か！
池谷:どうなんだ
拓海:え？紗季ですか？妹ですけど
３人:………なにーーー！！
紗季:………？

兄さんたちが大声を上げたら道路の端から光が照され、車が現れたしかも連車で

拓海:？
いつき:ああれは！！
池谷:赤城レッドサンズだ
健次:何で、赤城が！！
紗季:？………

車の助手席で様子を伺っていたら青髪の青年と金髪の青年が兄と話をして兄が来た

拓海:紗季、バトルするがどうする？
紗季:兄さんと行く
拓海:………わかった

とそのまま、兄が乗って位置に付けたら相手側や兄の友達が解いてきた

？:降ろさないのか？
いつき:拓海
拓海:妹は、訳ありで降ろせないんです……このまま遣らせてください
？:………わかった
？:兄貴
？:乗っているだけなんだ、問題ない
？:！………

こうして、バトルが始まった
いつも通り、ｷﾞﾘｷﾞﾘﾋﾔﾋﾔなバトルを繰り広げ兄貴の追い抜きで勝った

紗季:流石、兄さんだね
拓海:ｷﾞﾘｷﾞﾘだったけど
紗季:………
？:悪い、兄貴
？:気にするな
いつき:拓海～
池谷:流石だな
健次:あぁ
？:名は？
拓海:藤原拓海です
？:俺は、高橋涼介
？:同じく、高橋啓介
拓海:……
？:助手席の子は？
拓海:妹の紗季です………訳あって
涼介:運転出来るのか？
拓海:え
啓介:兄さん？
拓海:下手くそですけど
涼介:そうか
紗季:兄さん………帰ろ
拓海:すみません、俺はこれで
涼介:あぁ、いつか俺と遣ろう
拓海:！！！………はい

私たちは、何事も無かったように帰宅

涼介:………
啓介:兄貴
涼介:？
啓介:藤原は、わかったけど何で妹の方も聞いたんだ？
涼介:お前には、見えなかったか
啓介:え
涼介:あの子………凄い腕の持ち主だ
啓介:！！！