二十五 ページ26
露骨「なぜ、毒が効かない！」
殺生丸「バカの貴様に教える義理はない……さっさと失せろ」
A「殺生……丸…様」
殺生丸「？」
A「し…四魂……の……か………かけら」
殺生丸「…………奈落か」
A「ッ…………」
殺生丸「…………」
殺生丸は、灰刃坊に依頼していた剣を抜いた
その剣で露骨に圧倒的強さを見せ、露骨は剣によって真っ二つに
欠片を抜こうとした矢先、最猛勝が欠片を持ち去ってしまった
殺生丸「…………」
犬夜叉「殺生丸………」
殺生丸は、Aを連れて去った
りんたちの元は戻ると毒に効く薬草を邪見がりんと一緒に探していた
りん「A姉様！！」
邪見「コレ！りん」
りん「コレ食べてください！毒に効く薬草だって邪見が教えてくれました」
A「！…………」
邪見「りん、そのまま与えてどうする！！擂り潰すんじゃ」
りん「早く言ってください！」
邪見「なッ！！」
A「フフフッ………」
殺生丸「…………」
りんと邪見は、力を合わせて毒に効く薬を作る
殺生丸は、それを見守りながら毛皮の中で息を荒くしているAを抱き締める
りん「……………殺生丸様、ずっとA姉様を見てる」
邪見「見でないわ！」
りん「なんで？」
邪見「…………見て分からんか！」
りん「見てるだけだもん！」
邪見「…………心配なさっているに決まってるだろ」
りん「そんなの私だって邪見様だって同じだもん」
邪見「ワシらとは、違うんじゃ！」
りん「…………殺生丸様」
殺生丸「？」
邪見「コレ！りん」
りん「A姉様なら大丈夫ですよ！殺生丸様いればA姉様は、助かります！」
邪見とりんが二人で作った毒に効く薬を殺生丸に手渡して二人は、先に休んだ
薬を手渡された殺生丸は、苦しそうなAにその薬を飲ませた
毒が何時間も体を巡っていた事で全身が痺れ口に流された薬をAは、思うように飲み込めず殺生丸から離れて吐き戻した
毒に蝕まれ、苦しんでいるAの姿に殺生丸は強くAを抱き締めた
A「せっ………殺生丸……様」
殺生丸「喋るな………黙っていろ」
A「…………」
雲一つない夜空に三日月があるだけの空の下
Aは、殺生丸の頬にある模様に触れ
A「貴方が犬の大妖怪でよかった………」
殺生丸「…………」
A「…………殺生丸様」
殺生丸「………」
A「！」
殺生丸がAの唇に自身の唇を重ねたことにAもその雰囲気を密かに見ていたりんを邪見が引っ込めた
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ガベーラ(プロフ) - 殺生丸様が素敵すぎます！！凄く大事にしてる感じにキュンキュンです！！りんちゃんも可愛いしこのお話とても面白いです！ (2023年2月8日 19時) (
レス) id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新ありがとうございます😭これからも応援してます。 (2022年2月11日 11時) (レス) id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
Mignon(プロフ) - 応援してます！続きが読めることを楽しみに待ってます！ (2022年1月19日 19時) (レス) @page35 id: 0ee41ec00b (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2021年10月5日 12時) (レス) @page33 id: 25c03afb5d (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新ありがとうございます。 (2021年3月18日 0時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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