銀糸が導く愛歌 【名探偵コナン】

合鍵 ページ10

下着泥棒が逃げ去ったあと、恐怖からの解放でジンのｺｰﾄを握り絞め、ジンの背中で涙を流した

ジンは、なにも言わず煙草を吸いはじめて静かに立ち尽くしていた
私が落ち着いてからことの行き先などを説明した

ジン:………俺だ、すぐに来い

とジンは、話を聞きながら鍵穴をﾁｪｯｸして誰かに電話をしていた

紗季:ジン………
ジン:泊まってくから安心して寝ろ
紗季:え！？
ジン:居てほしいんだろ？
紗季:！！………////ありがとう
ジン:扉の鍵も勝手に直しとくから寝ろ
紗季:ジンに助けを求めて正解だった♪♪♪ありがとう

とジンにお礼を伝えて、寝室で休んだ

ｳｫｯｶ:兄貴？
ジン:紗季が狙われた
ｳｫｯｶ:え！？
ジン:まぁ、大したことじゃねぇが念のため指紋を取って、鍵を直せ
ｳｫｯｶ:了解
ジン:………はぁー
ｳｫｯｶ:兄貴………まさか【紗季の下着で遊んだ？】
ジン:くだらねぇこと考える暇があんならさっさとやれ(怒)
ｳｫｯｶ:！！

ｳｫｯｶは、変な推測をしてからジンに急かされながら指紋を取ってから鍵を修理した
一般じゃ解錠が出来ない様に防犯性の高い施錠を取り付けた

ｳｫｯｶ:兄貴、俺は帰りやすぜ
ジン:あぁ

ｳｫｯｶが帰った後、静かに寝室に来たジンは、煙草を吸ってから椅子に座って仮眠を取る


翌日、寝ているジンを起こさないように膝掛けを掛けてからお弁当を作り始める

紗季:………ジンが居ると安心する…………////

ジンは、起きる気配がなかったので合鍵を置いて、朝御飯と置き手紙をしてから登校した

ジン:これで何の心配もないな………って良く分かったな、新しい施錠


とジンの狙いは、合鍵であった

紗季:蘭おはよ
蘭:おはよ
園子:いいことあった？
紗季:昨日、下着泥棒にあった
蘭/園子:え！？
紗季:でもね、唯一信用できる男の人に連絡したらすぐに来てくれて、追い払ってくれたんだ♪♪壊された鍵も直してくれて、私を朝まで見張っててくれたの
蘭:ええ！？
園子:なに、その美味しい展開
紗季:これが人を好きになる感情なのかな？
蘭:紗季ちゃん恋してる顔だもん
紗季://///まぁ、蘭や園子には追い付けないけど
蘭:え！？
園子:ハハハハ、私と誠さんは運命だから
紗季:運命………か

朝から幸せな気分で登校した
そして、いつも通りの学校生活を送って放課後、帰宅路を歩いていたら後ろからｸﾗｸｼｮﾝを鳴らされた

紗季:ﾍﾞﾙﾓｯﾄ！

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