銀糸が導く愛歌 【名探偵コナン】

玉入れと対抗リレー ページ47

騎馬戦は、全てのクラスの戦いが終わりB組が１位だった
MVPに紗季が選ばれ、プラス得点が付けられた

騎馬戦が終わり、クラス対向の玉入れ

紗季「よーし、沢山入れよう」

蘭「終わりに近づいてるから紗季ちゃん、元気」

園子「本当」

世良「終わりに強い方なんだ」

紗季「最後の方が楽しいの沢山あるじゃん♪」


なんて話ながら玉入れの篭が中央に立った
学年ごとに行われ、2年の番になり順番に行っていく
そしてB組対D組になり、私たちは玉入れの玉を持つ
ﾋﾟｽﾄﾙがなると同時に玉を投げ始める


紗季「ΣΣΣΣ世良、怖い」

世良「何言ってんのさ、投げまくらないと入らないだろ！」

蘭/園子「だからって砂ごと投げてる」

紗季「でも、負けないんだから！」


と私と世良で玉を投げまくる
それを遠くから見ている観客は


安室「紗季さんって玉投げ下手ですね」

ジン「死にてぇのか？ﾊﾞｰﾎﾞﾝ(睨) 紗季は、下手じゃなく力がねぇだけだ」

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ「馬鹿」

ｳｫｯｶ「あ！アイツ、紗季に玉打つけやしたぜ」

ジン「どいつだ！俺の紗季に汚ねぇ玉投げ付けたクソガキ」


などジンを止めるのに必死なﾍﾞﾙﾓｯﾄたち
玉入れも世良と紗季の努力で断トツ１位で終わった


紗季「やっと最後だ」

世良「そうだね」

蘭「楽しかったね」

園子「優勝が決まっちゃってるけどね」

蘭「確かに」

紗季「そんな差が付いてたんだ」

世良「まぁ、次も僕らだけどね」

紗季「確かに」


最後の種目で女子400ｍリレーが行われる


蘭「世良ちゃん、頑張って！」

園子「世良さんと紗季なら勝てるわ！」



鉄砲の合図と共に走り出す
世良は、断トツで走り抜け次の2番目と3番目に順番に渡りアンカーの私に渡された
2番と3番は、そこまで速くなく他のクラスと大差なかった
紗季が懸命に走っていた所にテニスボールが何処からか転がってきて


紗季「！！？」

全員「紗季!!!」



紗季は、テニスボールに片足を乗せてしまい転倒
半周手前で他校に抜かされる
紗季の膝は、擦り剥き血が出ていたが


紗季「一位じゃなきゃ、意味ないのよ！」


鉢巻きで膝を縛って猛ダッシュしゴール寸前で抜き去った


蘭「紗季ちゃん！」

園子「早く手当てしないと」

世良「痛そう」

紗季「痛いよ」


体育祭は、2年Ｂ組が優勝した
紗季は、脚を引きずって正門に向かうと男子生徒が道を塞いでいた


紗季「……………」

ジン「紗季」

紗季「！」


正門の奥でポルシェに凭れ100本と赤い花束を持ったジンが居た

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←借り物のお題

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す