銀糸が導く愛歌 【名探偵コナン】

体育大会 ページ42

ジンと話ながら帰宅した
それから日が経ち、体育大会当日になった
制服ではなく、体操着で当校だが

ジン:乗れ
紗季:え
ジン:んな格好で送り出せるか
紗季:！！////ありがとう

制服で隠れていた足が今日は、出ている為危険を予知したジンが学校近くまで送ってくれた

紗季:また、後でね
ジン:多分、ﾍﾞﾙﾓｯﾄが先に居るはず
紗季:好きそうだもんそう言うの
ジン:あいつの場合、若い男目当てだがな
紗季:ｱﾊﾊﾊ……ﾍﾞﾙﾓｯﾄからしたら餓鬼でしょうに

と話してから一旦別れて教室へ

紗季:おはよー
蘭:おはよ
園子:今日、無事だったの？その格好で
紗季:送ってもらったから
世良:みたいだね、騒いでたよ
紗季:！

そして、準備が済んで外に出ると色んな生徒の保護者が居る中、一角だけ真っ黒なスペースがあったのですぐに分かった

紗季:目立つ………
ジン:フン、分かりやすくていいだろ？
紗季:そうだけど
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:あれね？貴女が言ってた非公式のファンクラブ
紗季:………いつの間に(呆)

ﾍﾞﾙﾓｯﾄが指す先にある巨大な横断幕には[2年B組 銀月紗季様を応援します]と意味わからない物があった

安室:ならあれに負けない応援をしないといけないわけですか
ジン:そう言うことだ
ｳｫｯｶ:何れ出るんで？
紗季:リレー系は、全部
安室:殆どじゃないですか
ｷｰﾙ:退院したばかりの子には、鬼ね
紗季:ﾊﾊﾊﾊ……まぁ、行ってくるね
ジン:紗季
紗季:？
ジン:１位ごとに何でも聞いてやる
紗季:！！１位取ります

と言って蘭たちの元に行くとファンクラブが押し掛けてきて誰なんですかあの銀髪とか言われた

紗季:誰でもいいでしょ？
男子:俺たちの紗季様に近付くなんて
紗季:……(１位取って、ファンクラブ解散させるんだから)
世良:悪い顔してるけど
紗季:え
世良:もしかしてファンクラブ解散の危機かもしれないな
男子:なっ！！
男子:ファンクラブは、永遠不滅だ
紗季:………

１競技目の100m走が始まる為、世良と一緒に並びに行く
5ﾚｰﾝ目に私が並び、順々に番が回ってくる

係:100m走、5ﾚｰﾝ目の競技です生徒は、並んでください

と係に言われた通りｸﾗｳﾁﾝｸﾞｽﾀｰﾄの体制を取る
すると、応援団の声がデカ過ぎて恥ずかしい

ジン:アレじゃ紗季、走れなくねぇか？
ｳｫｯｶ:気になりすぎる
ｺﾙﾝ:妨害(汗)
ジン:………大丈夫かあいつ
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:貴方が立てば？
ジン:？
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:貴方を見れば彼女にあんなの無になるわ

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