銀糸が導く愛歌 【名探偵コナン】

正体不明 ページ5

ｺﾅﾝ:まさか
安室:この聞き慣れたｴﾝｼﾞﾝ音………まさか

仕組んだ盗聴器から聞こえてくるｴﾝｼﾞﾝ音に安室さんと僕は、ﾄﾞｷﾄﾞｷしていた
そして、聞きたくなかった言葉が

紗季:ジン♥
ｺﾅﾝ/安室透:！！！！？【ヤバい！！】

ﾄﾞｻｯ

と抱き着くような音もきこえてきた

ジン:相変わらず小せぇな
紗季:ジンがデカすぎるの！！
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:あらあら私には、何もなしなの？
紗季:ﾍﾞﾙﾓｯﾄ！！
安室/ｺﾅﾝ:………【最悪だ】
ジン:……！！紗季
紗季:え？ちょっ////ジン
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:ジン、少しは場所を考えなさい
ジン:動くな
紗季:んっ////
ジン:お前………抱き締めたくらいで変な声出すな
紗季:////聞かないでよ
ジン:誘ってんのか？
紗季:違う！！って、くすぐったい////

モゾモゾと衣服を漁る音が聞こえてくる

ｺﾅﾝ:………【バレた！？】
安室:流石………
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:盗聴器！！
紗季:え
ジン:誰と会っていた？(睨)
紗季:同級生と子と小学生と安室透っていう人
ジン/ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:ﾊﾞｰﾎﾞﾝ
安室:………【終わった】
ｺﾅﾝ:安室さん…………ごめん


僕は、安室さんの青ざめた顔に謝ることしか出来なかった
そして、１分もしないうちに盗聴器は握り潰され安室さんの携帯が鳴った

安室:もしもし
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:今すぐ杯戸公園に来なさい………ジンが激怒だわ
安室:わかりました

安室さんは、覚悟を決めた顔で走ってその場所へと向かっていった

蘭:安室さん、顔色悪かったけど大丈夫かな
ｺﾅﾝ:多分、大丈夫だよ………【わかんねぇけど】

〈ｺﾅﾝ&安室side終〉

紗季:ジン？
ジン:…………
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:今、呼んだから少しくらい落ち着きなさいよ

ジンは、盗聴器と安室透と言う物と言葉に機嫌が凄く悪くなった
さっきまで紳士な雰囲気を出していた彼とは真逆で露骨に不機嫌だ
そして、私は何故か不機嫌なジンに抱き込まれたまま
ﾍﾞﾙﾓｯﾄは、ﾎﾟﾙｼｪの窓から顔を出す程度

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:来たみたいよ
ジン:………
？:用はなんですか？………って………あ
紗季:安室さん！！！何で
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:何でって………まぁ顔見知りね私もジンも
安室:なるほど………機嫌が悪いと言うのは彼女に付けた盗聴器の件ですか？
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:ええ
ジン:紗季の何を調べようとしていた？
紗季:………
安室:気になる女性のことを知りたがるのに理由がいりますか？

関係→←安室透

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