銀糸が導く愛歌 【名探偵コナン】

ハムサンド ページ37

ジンがもぉ、この病院に紗季を入院させられないと強制的に退院届けを出された


紗季:あと２日だったのに(汗)まさかの
ジン:昨日みてぉなこと起きて、ことが起きてからじゃ遅ぇんだよ
紗季:そうだけど
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:なに？どうしたの？
ジン:お前に関係ねぇ
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:はあ？
紗季:(汗)

ﾍﾞﾙﾓｯﾄが来てから露骨に不機嫌なジン

紗季:ジン
ジン:なんだっ！
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:あらあら

不機嫌なジンの機嫌を少しでも和らげるため、お見舞い品の林檎を８等分に切り、ジンの口に押し込む

紗季:糖分
ジン:………
紗季:♪

ジンは、大人しく私の荷物を纏めて出ていった

紗季:………
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:大人しくなっちゃったわね彼
紗季:そう？
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:………余程、毒が効いてるのね
紗季:え！！！
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:♪♪
ジン:おい、行くぞ
紗季:うん
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:じゃあ、ジンそっちは宜しく
ジン:チッ
紗季:？

ﾍﾞﾙﾓｯﾄは、いつの間に渡したのかジンは、黒い封筒を睨んで舌打ちをした
ﾍﾞﾙﾓｯﾄは、帰り私とジンも病院を出た

ジン:行きたいところあるのか？
紗季:ない
ジン:………


ジンは、行きたい場所とか聞かれたが無いと返事したら誰かに電話して

ジン:夜、全員集めろ……ああ、退院したからな
紗季:………？

私絡みで何かを企んでいる様子だが気にせず、自宅に帰った
ジンは、仕事で少し出掛けると言ってそのまま行ってしまった

紗季:………

退屈になった為、ジンにﾒｰﾙ[暇だから、ポアロに行ってきます]と送ったら、即返信で[浮気すんじゃねぇぞ]と変な誤解をしているこの人

紗季:子供たちに会いたいだけなんだけどな

と思いながら、Tｼｬﾂのｼｮｰﾊﾟﾝ、ﾆｰﾊｲｿｯｸｽを履いて銀色のﾊｲﾋｰﾙで出掛けた

ポアロ


ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

安室:いらっしゃいませ！紗季さん
紗季:どーも
安室:もぉ、大丈夫なんですか？
紗季:まぁ
安室:今日、お見舞いに行こうと子供たちと話していたんですが
紗季:あ……ぅん、強制的に退院させられました
安室:え
紗季:色々とありまして、ジンが……手続きしちゃって
安室:あ……なるほど
紗季:私も此処に来たかったんですけど、ジンが行くなとか嫌だとかで………中々
安室:きっと、僕を警戒してるんですよ
紗季:？
安室:僕が男だから
紗季:………あ、ﾊﾑｻﾝﾄﾞとｱｲｽﾃｨｰをお願いします
安室:畏まりました[軽くｽﾙｰされましたね]

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