黒に導かれた運命[2]second 【名探偵コナン】

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ジン:信じなくていい
紗季:！
ジン:信頼は、言って出来るもんじゃねぇからな……それに信じようが信じまいが俺たちには関係ねぇ
紗季:なんで
ジン:互いに想う気持ちがある
紗季:！
ジン:だろ？
紗季:………
ジン:俺の為に暴走するって言うならお前の為に俺がそれを止める………
紗季:！
ジン:お前は、何も気にせず今まで通りに生きろ危ねぇと思ったら俺が支えてやるから
紗季:………ジン………頭大丈夫？
ジン:(怒)俺が真面目に話したらいけねぇのか
紗季:そんな仏の言葉、ジンにあると思わないでしょ！？暗黒魔界に住むジンが
ジン:うっせぇ
紗季:………でも、ありがとう
ジン:？
紗季:さぁーて、怪我人はとっとと休んでください
ジン:お前もだろ
紗季:貴方より重症じゃないです

ジンにベットに突き飛ばして、リビングでPWTの分かっていることだけを纏め、ｿﾌｧｰで休んだ

翌日、化け物じみたジンは、元気溌剌していた

紗季:マジで化け物だよ
ジン:お前が言うな
紗季:………その回復力は、一体何処から
ジン:知らん
紗季:取り敢えず、毒はきえてないかもしれないから解毒剤
ジン:……………いらん
紗季:！
ジン:毒になんか負けねぇから射つな
紗季:でも
ジン:お前を置いて死なねぇから安心しろ
紗季:ジン………
ジン:………

ジンは、前と違って凄く頼れる人だと思った
片想いが両想いになるとこんなに心強いものなんだと改めてジンの背中を見て思い知らされた

紗季:だといいけど
ジン:………

ジンと共にアジトへ行くとﾍﾞﾙﾓｯﾄたちがバタバタしていた

ジン:何事だ
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:組織の機密ファイルがPWTに盗まれたのよ
ジン:なに！？
紗季:……ジン、PC
ジン:？

ジンにPCを借りて、闇のルートを調べる

紗季:感染ウイルスにアクセスした痕跡あるわね………誰かがPWTと繋がってる
ジン:それって
紗季:ジンの大好物
ジン:………フン、お前も人のこと言えた義理か？
紗季:あら？私の得意分野が情報収集なだけで大好物ではないわよ
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:何でもいいからさっさと、そのネズミを
紗季:大丈夫だよ……既に罠に引っ掛かってる
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:え
紗季:闇のルートにクモの巣を張ったのよ♪そしたら、証拠にもなくまたアクセスしてきてる

と動くﾏｳｽｷｰをジンとﾍﾞﾙﾓｯﾄに見せる

紗季:っで、この偽ﾌｧｲﾙを出現させておくじゃん？
ジン:ﾌｧｲﾙに反応してやがる
紗季:このﾌｧｲﾙが開かれると
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ/ジン:！！！
紗季:ネズミの正体が発覚する

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