黒に導かれた運命[2]second 【名探偵コナン】

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ジン:……！
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:ジン？
ジン:すみません、俺は早急に帰ります
ボス/ラム:？
ジン:ﾏﾃｨｰﾆの体温が異常に高いので
全員:！！！
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:待って

ﾍﾞﾙﾓｯﾄは、ﾏﾃｨｰﾆの額に手を当てるもすぐに離した

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:いつから
ジン:1日2日の高熱じゃないと思われる
ｷｭﾗｿｰ:その状態で………！！？
ボス:ジン、ﾏﾃｨｰﾆを頼むぞ
ジン:了解

とジンは、ﾏﾃｨｰﾆを担いで退出した


ラム:高熱がある状態でこの威力………益々、興味深い
ボス:お前、悪なのかMなのどっちかにしろ
ラム:Mじゃないです………決して
ｷｭﾗｿｰ:ﾏﾃｨｰﾆとジン……どうなるのかしら
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:ﾏﾃｨｰﾆは、ともかく………ジンは、確実にあるでしょうね
ボス:ﾏﾃｨｰﾆも気付いていないだけで脈は、ある
ラム:………ジンを人質にしたことにキレたのか、騙されたことにキレたのか謎ですが
ボス:ｼﾙﾊﾞｰﾌﾞﾚｯﾄ………の逆のﾎﾟｰｶｰﾌｪｲｽだな
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:逆？
ボス:ｼﾙﾊﾞｰﾌﾞﾚｯﾄは、無表情だが………ﾏﾃｨｰﾆは、笑顔で感情隠すからな
ｷｭﾗｿｰ:笑顔の下には、何を思っているのか………
ラム:………


ボスの部屋では、それぞれがﾏﾃｨｰﾆに好感を持ちボスとラムは、実力を知りたいと深く思った


〈ジンside〉

俺は、気絶したﾏﾃｨｰﾆを抱いて長く冷たい漆黒のCorridor(廊下)を歩き、ﾎﾟﾙｼｪに乗ってﾏﾃｨｰﾆに自宅に帰る
ﾏﾃｨｰﾆの愛猫たちが直ぐ様寄ってきた

ジン:………


ﾏﾃｨｰﾆをベットに寝かせ、飼い猫たちに餌を与えてから傷口の血を流す為、シャワーを浴びた
ﾏﾃｨｰﾆは、いつから熱があったのか……ラムの依頼で捕まっていたが……その状態であの場に来たのかと考えれば考えるほど自分が馬鹿で愚かだと思う……

ジン:………ﾏﾃｨｰﾆ
ﾏﾃｨｰﾆ:………

ベットで息苦しそうなﾏﾃｨｰﾆを見て、タオルを氷水で濡らしてそれを額に乗せてやる
飼い猫たちは、ﾏﾃｨｰﾆの廻りで主人を気遣い、寝ている
ﾏﾃｨｰﾆは、謎の多い女だがそれと同時に守らなきゃならねぇ女でもある様に心の何処かにある

ジン:厄介な女だな………お前は


俺は、寝ているﾏﾃｨｰﾆの額に乗るタオルの上から手を置く

ジン:………(・´д｀・)………何なんだ、このモヤモヤ………ｸｿｯ


ﾏﾃｨｰﾆを見れば見るほど、俺の中の何かが埋めく
気持ちを伝えれば、楽になるのに伝えられない想いがある………ﾏﾃｨｰﾆは、笑顔で全てを隠す

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