黒に導かれた運命[2]second 【名探偵コナン】

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ｷｬﾝﾃｨ:いいのかい？
ｳｫｯｶ:ﾏﾃｨｰﾆ、怒りやすぜ？
ﾍﾞﾙﾓｯﾄ:仕方ないでしょ？ラムからの命令ですもの
ｳｫｯｶ:………


探してから１日が終わろうとして居た
残りは、24時間……1日しかないのに居場所を特定するような情報も何もない
あるのは、送られてきたアドレスが誰のもので何処から送られてきたのか……電話の時に聞こえた電車の音………それだけだった

ﾏﾃｨｰﾆ:ｸｿｯ、混乱してきた………もぉ、訳分からないし………どれが本当なんだ………確かめようにも本人が１人も居ないとかふざけんな

と心で叫びながら夜の車道を走り続けた
電車を調べる為に走り続けた
それでも見付からない、朝を迎えて電車関係者に走っている電車は、全てあるのかと

駅員:どの電車のことを言ってるのか分からないですが、走行可能な電車は、全て走っているのが全てです
紗季:走行可能な電車は？
駅員:電車には、３パターンあります
紗季:！！
駅員:引退した電車、修理が必要な電車、走行可能な電車の３パターン
紗季:引退した電車と修理が必要な電車は、何処にあるの？
駅員:引退した電車は、博物館や廃棄倉庫と言って車や電車などの車両のみが置かれる倉庫に置かれます。修理は、修理工場です
紗季:！！！！

それを聞いた私は、１ヶ所しかないと判断して飛び出した
ﾊｰﾚｰで向かった先は、誰も近寄らない人気のない廃棄徐………車両のゴミ棄て場だ……扉はﾁｪｰﾝで閉ざされていたが小銃で壊して中に
誰か居た痕跡があり、血痕も遺されていた

ﾏﾃｨｰﾆ:…………一戦した感じは、あるけど……

廃棄徐の奥へと足を進めていくと声が聞こえ始めたので静かに移動

ｳｪﾙｼｭ:アンタが実行部隊に指揮を出していたんだな
ｼﾞｬｯｸ:実行部隊の頭がこんな簡単に捕まえられるとは、思わなかったぜ
ﾛｰｽﾞ:ハッキリ言って、ﾏﾃｨｰﾆもウザかった
ｳｪﾙｼｭ:こそこそ嗅ぎ廻ってる割りに、笑ってるし
ｼﾞｬｯｸ:内情が読めなかった
ジン:……だろうな
ﾏﾃｨｰﾆ:！！【ジン………生きてる】
ジン:お前らじゃﾏﾃｨｰﾆを理解できねぇだろうな
ｼﾞｬｯｸ:なに？
ジン:ﾏﾃｨｰﾆは、お前らが考えてるほどの奴じゃねぇってことだ
ﾛｰｽﾞ:随分、ﾏﾃｨｰﾆのこと言うな
ｳｪﾙｼｭ:もしかしてﾏﾃｨｰﾆが好きなのかお前
ジン:さぁーな
ｼﾞｬｯｸ:ﾏﾃｨｰﾆは、ﾍﾞﾙﾓｯﾄとジンで作られるカクテル
ｳｪﾙｼｭ:お前とﾍﾞﾙﾓｯﾄの特別な存在なのは、薄々気付いていた

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