男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２ 【テニスの王子様】

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手塚「…………」

乾「紗季の試合が気になって仕方がない」

柳「ただの女子と言うわけでは無さそうですね」

真田「敵味方関係なしと言う感じに見える」

手塚「紗季は、自分の目に写る仲間と言う者に対して大切にしているからな」

真田「それが紗季を強くさせていると言うのか？」

手塚「それだけではないと思うが……」


跡部「手塚、一時休戦だ」

手塚「休戦？」

跡部「紗季の試合が盛り上がってる」

真田「幸村………相手は？」

柳「青学の河村くんと氷帝の樺地くんです」

手塚/乾「！！！」


手塚と乾は、駆け出した


跡部「あの手塚が………」

真田「不思議だ」



紗季と幸村の試合が盛り上がり、ﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄをしていたメンバーたちは、休戦して駆け付けた


越前「不二先輩」

大石「不二」

手塚「不二」

不二「紗季…………強くなってるよ」

越前「！！」

河村「バーニング」

幸村「紗季ちゃん」

紗季「幸村さんなら大丈夫だと思いますけど怪我されたら困るので任せてください」



幸村より遥かに走り回る紗季は、河村が放った200km/hを超えるとされるサーブをラインギリギリまでジャンプし体を捻るようにして


紗季「ｳｨﾝｸﾞ」

全員「ﾁｬﾝｽﾎﾞｰﾙ」

青学「罠に引っ掛かったな」

河村「樺地くん！！ダメだ」

樺地「ウーースッ！」

幸村「紗季ちゃん！！」

紗季「全国に向けて鍛えてますから大丈夫」

幸村「え！？」

紗季「ｴﾝｼﾞｪﾙｱﾛｰ」


ｳｨﾝｸﾞで樺地にボールを高く上げられたﾎﾞｰﾙを桃城よりも高く軽々とジャンプしそのまま河村と樺地の間に狙いを定め、弓矢の如く打ち返した
その速度にパワー重視の二人が追い付けることなく勝利を決めた


紗季「Can't lose even in play games」

幸村「………凄い」

跡部「あれが燭台紗季…………」

不二「今の紗季は、ｶｳﾝﾀｰを使ってない」

青学「なに！？」

不二「ｶｳﾝﾀｰなしでも氷帝の樺地くんを倒せる力を身に付けたんだよ」

大石「越前、紗季のトレーニングを知ってるようだけど」

越前「牛乳缶運び、乗馬……紗季の牧場で遣れるトレーニングっすよ」

菊丸「それだけであんな」

手塚「…………」


紗季の試合を見た者たちは、女子に負けられないと言うプライドが沸き上がりﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄの試合を再戦した
その結果

燭台&幸村VS越前&桃城
手塚&真田VS跡部&大石
不二&白石は、休戦


紗季「次は、リョーマ」

越前「負けないから」

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