男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２ 【テニスの王子様】

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越後&桃城の対戦相手は、海堂&切原
燭台&幸村の対戦相手は、河村&樺地

手塚&真田VS乾&柳
不二&白石VS遠山&ｼﾞｬｯｶﾙ
大石&跡部VS菊丸&日向

がﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄの初戦だった


紗季「…………」

幸村「大丈夫だよ、女の子に無理させないから」

紗季「でも………」

幸村「任せて♪」

紗季「……………はい」


こうして、ﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄ前日の夜は、試合の為に体を休めた
翌日の朝食でｽﾀﾐﾅを存分に摂取した部員たちは、全員でﾗﾝﾆﾝｸﾞを始めた
越前と遠山が鬼ごっこ並みのﾗﾝﾆﾝｸﾞを始め、それに吊られて桃城と海堂も競争となった


紗季「…………いいなぁー」

手塚「紗季」

紗季「？」

手塚「着いてこい」

紗季「！！！わーい♪♪♪」




紗季も馬と競争して持久走を鍛えている為、走りたくて仕方がなかったのを部長の誘いに軽々と着いていく
それを青学は


大石「やっぱ、手塚には燭台だな」

菊丸「楽しそうだにゃ」

河村「紗季ちゃん、本当に手塚に懐いてるね」

乾「ああ」

越前「桃先輩、海堂先輩」

桃城「不二先輩は、どうなんだろーな」

越前「表情が読めないっすね」

海堂「悔しいに決まってるだろ馬鹿」

桃城「マムシ、わかんのかよ？」

海堂「うるせぇ」

遠山「ワイも紗季と走りたい！」

白石「金ちゃん、今邪魔しようとすると怒られるで」

遠山「……………」

幸村「紗季ちゃん、嬉しそうだね真田」

真田「……………弛んどる」

跡部「………………手塚が相手なのは、納得がいかん」

紗季「不二先輩」

不二「やぁ…………」

紗季「大丈夫ですか？………なんか朝からボーっとしてる様に感じますけど」

不二「朝だからかな………大丈夫だよ」

手塚「不二」

不二「…………手塚」

手塚/不二「渡さない」

紗季「え？」



紗季を置いて部長と不二先輩は、走り去っていった
置いてけぼりになった紗季は、真田と跡部の所へ


紗季「これ、いつまで走るんですか？」

跡部「そろそろ終わりだ」

真田「ああ」

紗季「そうですか」

幸村「紗季ちゃん、手塚と組んだ方がいいんじゃないの？」

紗季「何でですか？」

幸村「楽しそうだったから」

紗季「手塚部長とは、いつでも組めますから」

幸村「…………ならいいんだけど」



各学校ごとに集まって水分補給を済ませ、ﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｰﾅﾒﾝﾄのチームで集まり、対戦が始まった

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