男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２【テニスの王子様】 (ページ13)

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試合を終え、次の試合が決まった
皆、ご飯を食べるため宿泊施設へ戻った
食事をする部屋では、既にビュッフェスタイルで料理がずらーーと並べられていた
大食いな生徒から群がった

紗季「…………」

大石「取りに行かないのか？」

菊丸「体調、悪いにゃ？」

紗季「いえ………３年生と過ごせる時間が少しずつ減ってるんだなって思うと寂しいなぁーと」

大石「！」

紗季「へへへ♪ﾘｮｰﾏ～～、私にもちょうだーい」

越前「自分で摂ればいいじゃん！」

紗季「えぇ～」

大石/菊丸「………」

不二「どうしたの？」

河村「何かあったの？」

大石「いや………紗季が」

手塚「燭台がどうかしたのか？」

菊丸「凄く寂しそうな顔して言われちゃったにゃ」

乾「何を？」

大石「３年生と過ごせるのが少しずつ減ってるから寂しいって」

乾「燭台は、人との関わりがまだ短いからな」

河村「越前より後だったし」

海堂「先輩たち取りに行かないんですか？」

不二「海堂、桃城と一緒に紗季をよろしくね」

海堂「………俺一人でも十分です……それに俺より不二先輩たちの方がいいんじゃ」

不二「僕らは、全国が終ったら受験だから」

海堂「！！」

紗季「跡部ん！それ頂戴」

跡部「アァン？なぜ俺様のを狙う」

紗季「え？流石御曹司、摂るものが違うから」

跡部「俺様は、いつも変わらん………好きに食え」

紗季「やった！！」

忍足「燭台さん、えぇんか？跡部に近寄って手塚くんに怒られるんとちゃうか？」

紗季「大丈夫ですよ？私から近寄ることには、怒りませんから」

日向「跡部のこと苦手なんじゃないの？みそ」

紗季「ガンガン来られるのが怖いだけです」

宍戸「まぁ、ガンガン行くのが跡部だからな」

紗季「私、小さい頃からこの目が原因で突き飛ばされたりしてきたからトラウマみたいな感じで」

忍足「せやったんかぁ………大変な思いをしてはったんやなぁ」

芥川「跡部、少しは控えたら紗季も心開いてくれるかもよ？」

跡部「アァン？心は開いてんだろ？近寄ってくるんだからなぁ？樺地」

樺地「ウッス」

鳳「燭台さん、青学が見てますよ」

日向「戻った方がいいんじゃないのか？みそ」

日吉「戻らんと怒られるんじゃないのか？下克上」

紗季「すみません、お邪魔しましたー」

と氷帝の席から青学の席へ戻る

越前「氷帝で何してたのさ」

紗季「跡部先輩のご飯食べてた」

桃城「自分のは？」

紗季「えぇ～恥ずかしくて取れないですよ」

不二「女の子だね(笑)」