男と女のﾀﾞﾌﾞﾙｽ２【テニスの王子様】 (ページ11)

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日向「紗季からのサーブ」

忍足「始めて見られるかもしれへんなぁ」

跡部「ｻｰﾌﾞを打つ気だ」

不二「ｻｰﾌﾞ技の練習してるって言うのは、嘘じゃなかったんだね紗季」

大石「切原くんに傷つけられた痣を隠していた訳じゃなかったんだ」

手塚「痣？」

切原「ΣΣΣΣ」

真田「すまない……手塚に話していなかったとは」

不二「実はね手塚」

不二が手塚に切原の件を話していた
話の途中から手塚が切原を睨み付けていた

切原「ΣΣΣ」

桃城「越前、くるぞ」

越前「わかってるっすよ」

幸村「…………」

不二「と思ったけど………あの構え」

紗季「その打球消えるよ？」

桃城「Σ(･∀･|||)！？不二先輩の」

越前「にゃろ」

紗季「ありがとうﾘｮｰﾏ♪」

越前「しまった！！」

不二「あれは、僕の消えるｱﾝﾀﾞｰｻｰﾌﾞを真似したｻｰﾌﾞだよ」

大石「え？」

菊丸「一緒じゃないのかにゃ？」

乾「紗季は、越前に罠を仕掛けていた……それを考えると消えるｱﾝﾀﾞｰｻｰﾌﾞに何かを加えている」

紗季「青なる東方の神よ、静なる如く勝利を我に！！」

全員「！？」

越前/桃城「うわっ！？」

紗季「………青龍」

紗季が打った青龍は、越前と桃城の足元をすり抜けて東側ラインギリギリで落下した

紗季「例え、この試合が遊びでも精市先輩と組んでる以上負けられないのでね」

越前「チクショー」

桃城「もう一本こい」

紗季「今日は、快晴………気温30℃」

幸村「？」

越前/桃城「だから？」

紗季「教えてあげますよ………私の四獣技の本当の威力」

全員「え！？」

紗季「♪」

紗季は、桃城目掛けてｻｰﾌﾞを放ち、ｳｨﾝｸﾞで打ち返された球を

紗季「南に宿されし゛不死鳥゛よ………今、解き放たれよ！！」

シュッゴォオオオオ

全員「はあ！？」

紗季「くらえ！゛不死鳥゛」

ズゴォオオオンジュゥウーー

気温が高い為、放たれたﾎﾞｰﾙは炎を纏った不死鳥の如く南側のコートに打ち込まれﾎﾞｰﾙは、フェンス目掛けて羽ばたいた

紗季「ここのフェンスは、丈夫ですね……普通なら焼け溶けてましたよ」

手塚「…………燭台」

不二「眠りの獅子だね」

大石「不死鳥の本当の姿………気温が高ければ高いほど威力があがる」

乾「不死鳥は、炎………！？青龍と玄武は雨天の時か！」

紗季「そこは、秘密ですよ乾先輩♪」