遅い 桃赤 ページ6
桃side
"まだ？"
"束縛激しいしげちゃん"
"質問に答えろや"
"あと1時間で終わるで"
"ふーん"
"先寝ててえーで、家着く頃に日付け変わるんちゃうかな"
"別にまってへんし、もう寝るしー。"
"あぃ。おやすみなさいね"
メッセージ内容、既読無視。
桃「寝た、かな…」
しとること子供寝たの確認する親みたいやな。
仕事が終わって自宅まで向かってもらってる車の中で
1時間前に話したメールを眺めた。
俺の帰りが遅くなる時は連絡きてさき寝とってとかメールするんやけど、家に着いてリビングに入るとしげがまだ起きてることが多い。
喉乾いたとか、トイレ行くとか、
たまたまなのか疑うくらいピッタリになる。
不思議よな。
とか考えてたら家の前に止まる車
軽くマネージャーに挨拶して自分の階まで登る。
エレベーターの中でスマホを開くと
24時を回っていた。
桃「…待たせすぎか、」
今日メンバーの仕事あったときもずっと眠い眠いゆーとったからもう寝とるかな、
とか思いながら扉を開ける
ｶﾞﾁｬ､
と、扉を開けた瞬間
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ!!
桃「え、え？なになになに…！？」
ｷﾞｭ､
あぇ、ギュ？
突然俺ん家幽霊おる？ってくらいの物音、
まだ電気すら付けれてへんねんけど？！
桃「ちょ、まて、まてまって、…笑」
もうなんかカオスすぎて笑けてくるわ。
ｶﾁ､
と電気を付ければ腰に抱きついてくる幽霊…やなくて、
しげちゃん。
桃「え、ちょ、しげ？どしたんそんな慌てて、」
赤「…さ、みしかっ、た、」
桃「え、あ、それはごめんな、…とりあえず、…リビング、行こか？」
さすがにどんなにしげが可愛くても、現実は許してくれない。ここは玄関。
動きそうにないしげを引きずる様にリビングまで動いた。
上着も脱ぎたいけど、
桃「しげちゃーん、上着脱ぎたいから一旦離れてくれへんかなぁ、」
赤「…むり」
ですよね。分かってました。
桃「先寝ててえーねんで？」
赤「…小瀧おらんと、ねれへん、」
はいもうむり耐えられんでっかい爆弾落としやがった
桃「はい好き。一緒に寝よ」
風呂も朝。全部朝やる。
しげが寝たい言うてんやから寝る。
それだけや。(壊れた)
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仲良しこたしげ^^
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作者名：おわる！ | 作成日時：2023年2月4日 0時
