22 ページ23
康二side22
翌朝。
昨日は嫌なこともあったけど、自分の中では感情が色々動いた1日で、皆さんと一緒にいる時間を増やしたいと思った。
ｺﾝｺﾝｺﾝ
涼太)康二、おはよう。
ご飯、みんなで食べない？
康二)……、えっと、、、えっと、、、
毎朝、朝食を持ってきてくれる涼太さん。
いつもの俺だったら断るけど、正直に言うと一緒に食べたい。。。
でも、俺は他人だから。
汚いし、キ モいし、芋だし、、、、。
康二)大丈夫です、、この部屋で食べます。
涼太)なんでか聞いてもいい？
康二)え？
涼太)俺らは康二と一緒にご飯を食べたい。
康二は一緒なの、いやかな？
康二)嫌じゃないですよ！！、、、あ。、。、
涼太)なら、一緒に食べよ？
康二がもしネガティブに考えてることがあるなら、それは間違ってるよ。
俺らは康二が大好きなんだよ？
康二)だい、すき？
涼太)うん。大好き。
康二)っ、
涼太)ほら、おいで？
なんて言い返したら分からなかった。
涼太さんの優しい笑顔に動揺してる気持ちが少し楽になる。
初めて涼太さんに繋がれた手はとても温かくて、リビングで離れてしまうと少し寂しかった。
涼太)みんなもう少しで来るから、ちょっとまっててね^^
久しぶりに座ったリビングの椅子は、変わらず9つ揃っていた。
俺はずっと愛想のない、ゴ ミのような人間なのに、誰も軽蔑せずに俺をここに居させてくれている。
逆に良くしてもらいすぎてる。
涼太)こーじぃ
康二)はい？
涼太)辰哉起こしてきてくれない？
康二)え、、どうやって、ですか？
涼太)叩き起してくれていいよ。
スマホここに置きっぱなしだから、めざましかけてないと思うんだよね。
康二)俺が無理ですよっ
朝から俺なんかに起こされるなんて、絶対不快だし、、、
涼太)俺は康二に起こしてもらったら嬉しいけどな。で、辰哉はもっと嬉しいと思うよ？
意外とアイツ、ブラコンだから笑
ほら、行ってきて？よろしくな！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
覦深瑪 - 完結してからですが読ませて頂きました。とても素敵な作品、誠に有り難う御座いました。 (2021年11月4日 21時) (
レス) id: b511afcf7e (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！ (2021年11月3日 16時) (レス) id: 04c335c2c7 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 完結おめでとうございます。 (2021年11月2日 16時) (レス) @page48 id: f20bc4dd26 (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - コメントくださった皆様、ありがとうございます。無事完結致しました。皆様の温かいコメントのおかげで何とか最後まで書くことが出来ました。また他の作品も更新すると思うので、気を長くしてお待ちしてくださったら嬉しいです。 (2021年11月1日 22時) (レス) @page47 id: 04c335c2c7 (このIDを非表示/違反報告)
kosame(プロフ) - 新作イッキ読みしてしまいました(*^^*)垢抜けした康二君が今後どーなっていくのか楽しみです♡続きがメッチャ気になります(^^)ムリせずに更新頑張って下さい！ (2021年10月15日 19時) (レス) id: aeb0d54ce7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラン
| 作成日時：2021年10月4日 23時
