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店を出てから康二に電話したけど
全然出てくれなくて
どこにいるのか考えながら
電車に乗った
康二が行きそうな所がどこかなんて分からなくて
ほんとに私は康二のこと全然知らないんだなってまた悲しくなった
でもどうにかして康二に会わないと
康二の話を聞かないといけない
とりあえず家の近くまで戻ってきて
ふと思い出した
私たちがいつも飲みに行っていたのは
ひとつの居酒屋だけだ
そこに居たらいいなって思いながら
その居酒屋に向かった
いつも行っている居酒屋は
小さいお店だ
ガラッとドアを開ければ
そこには康二の姿があった
はぁ、良かった
『康二、』
飲みすぎているのだろう
俯いていた康二が私の声でぐわっと顔を上げた
向「え、A」
「嘘やろ、？なんでおるん？」
『なんでって、会いたいって言ったのは誰よ』
自分で言葉を発していて恥ずかしかった
会いたいって
向「いや、ほんまに来てくれると思わんくて」
まじかぁー、って
またテーブルに突っ伏した
その声色は少し嬉しそうで
『康二、飲みすぎ、とりあえず外でよう？』
一人で飲んでいた康二の荷物をもって
お会計を済ませた
向「A、ごめん、」
『とりあえず、いつもの公園行こっか、』
うんと答えた康二の顔は不安そうだった
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macaron(プロフ) - あいこさん» あいこ様！！コメントありがとうございます涙すごくすごく嬉しいです涙。みなさんに楽しんで貰えるように更新頑張りますね！ありがとうございます〜！ (2021年5月8日 0時) (
レス) id: 3eb2d85817 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - すっごい面白くて続きがほんとに楽しみです！ これからも応援してます！ (2021年5月7日 18時) (レス) id: 23c25cd929 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：macaron
| 作成日時：2021年4月26日 0時
