05/ あなただけが好きな人。 ページ34
晴れ渡る青空、ジリジリと照る太陽、キラキラ光る水飛沫。
晴れてこーじさんとお付き合いすることになった日、本当は二人で海デートだった。
だけどこーじさんの体調不良から予定変更、初のお泊まり会となった。
こーじさんはそれから２日寝込んだんだけど、３日後からは仕事に復帰した。
そして、こーじさんに付き合う時に忠告された
、仕事中心になってしまうこと。
それはまさにその通りになった。
仕事復帰してから、丸二週間。
こーじさんと会うことは叶わなくて、その上連絡すらなかなか取れない日々が続いた。
さすがに理解したつもりでも、２週間はほったらかしってのは、
｢すっごく寂しかったんですよーっ！？｣
｢やから、ごめんて言うてるやろ〜｣
怒りプンプンがピークに達しようとした時、こーじさんから｢明日海行くで｣と、これまた急なお誘いがあって。
只今海デート真っ最中なんですが。
｢康二は鈍感な上、ちょっと自己中なとこあるから毎回振られるわけでえ。モテるのに勿体ない結果に終わるってわけだ｣
｢その点、辰哉くんは毎日連絡くれてマメだよねえ｣
｢ぶぅぅ……｣
｢わっわっ！ Aちゃん泣いたらあかんで？
かわいい顔が台無しになるやろ？｣
美波とふっかさんまでいるのは何故だ。
せっかくデートのはずが、納得がいかずにずっと不機嫌なまま。
｢にしても、人だらけだねえ。おっ、あの姉ちゃんナイスバディ。ひゅうっ！｣
腰に手を当て口笛吹くふっかさんにつられ、こーじさんも「え、どれやどれ？」とそっちを向く。
その反応に私たちが怒らないとでも？
｢辰哉くんサイテーッ！｣
｢こーじさんなんか大っ嫌い！｣
ふっかさんに詰め寄る美波と、泣きべそ状態の私。
ナイスバディがないよ！
そりゃあ小さいかも……だけど。
｢Aちゃん、怒った？｣
｢知らないっ｣
顔を覗き込まれ、直ぐに反対側へと顎を突き上げた。ふわりと甘い香りが鼻孔をくすぐった。
真後ろからこーじさんが私を包み抱いたから。
ドキッ
肩に顎を乗せ、｢んー、確かにナイスバディも魅力的やけど。発展途上の女の子も魅力的やん｣なんて言う。
｢なっ……！？｣
｢康二お前それはねえ。こわい｣
｢は？ んなこと言うてふっかさんも同じやないか！ 美波ちゃん……｣
美波の水着姿を見て、こーじさんは「お、おお」と言葉を濁した。
殴り飛ばしていいかな？
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ゆきんこ(プロフ) - kazuさん» ありがとうございます😌 そう言ってもらえると良かったです😊 (2022年4月8日 19時) (
レス) id: f3f7d31748 (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - 社会人×学生、キュンキュンしました！🧡らしさがすごく良くでてましたね！ (2022年4月8日 19時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - みぃ。さん» みぃ。さん!!最後まで読んでくださりありがとうございます😌彼でお話しなかなか書けないのでリメイクといえど書けて良かったです😆ありがとうございました😊 (2022年4月2日 8時) (レス) id: f3f7d31748 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - 完結おめでとうございますっ！もうこの🧡さん好きです！リメイク、🧡さんにしてくれてありがとうございます！キュンキュンしました☺️ (2022年4月1日 12時) (レス) @page45 id: fb4296a570 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ayaさん» ayaさん！コメントありがとうございます😊 🧡くんらしいと言ってもらえて嬉しいです！良かったぁ。年上さんとの恋憧れますよねぇ😌 (2022年3月30日 20時) (レス) id: f3f7d31748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年3月22日 16時
