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五条悟視点
「…Aはこのままフリーの呪術師やってくの?」
『まぁね!あーでも悟たちが困ったらすぐ駆けつけるよ』
俺らの金ならこんなファミレスなんかよりたっかいレストラン貸し切りぐらいできる。だけどAはファミレスがいいと言った。
『悟は?』
「俺は傑の一件で教師になろっかなー?って」
『…………悟が?』
「今の溜め何?」
ポカーンとしてた。
ま、普段の俺の傍若無人っぷりを見て途端に教師になるとか言い始めたらそうなるわな。
『いや、良いと思うよ。チャレンジすることは別に悪い事じゃないからね』
「それ皮肉?」
『まさかぁ!』
わはは!と誤魔化される。
『大人になったら皆でお酒飲んで鍋囲もうよ』
「既に飲んでる奴いる気が…」
『気の所為。硝子とか傑とかそんな悪い事しないし』
「誰とは言ってねぇー」
俺も来年も再来年もお前らと一緒にいたい。
「教師になったらさ、俺と結婚してよ」
『その傲慢な態度治ってたらね』
「言ったな?見とけよお前」
『既にマイナス点稼いでるじゃん』
「…見といてね?」
柔らかくしたつもりがあははと笑われた。
『寂しんぼめ』
「それは…Aの方でしょ」
『ふふ…かもねー、でもまぁ…グラサンは教師に向いてないんじゃない?』
俺のグラサンがAの手によって外される。
自然と視線が交わる。
「ま、何でも似合うから平気だって」
『…本当にその傲慢さは治るのかね?』
「何をー!」
グニーっと頬を引っ張れば痛いと叩かれた。手加減はしたよ。
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プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年9月21日 17時) (レス) @page21 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツナ | 作成日時:2021年9月15日 20時