２３０：イメージ ページ30
静香ちゃんが叫ぶ様に言って…ハッとなった顔を赤くしながら俯いた。
智「んね〜？このかわいこちゃん何？」
大野さんが隣の静香ちゃんを指差して言う。
和「『何？』っておっさん…失礼でしょうよ。」
智「違くて、そうじゃなくて…可愛い過ぎるって事。『何でこんな可愛い？』って事。」
翔「確かに。今時珍しいくらい純だね？」
「ふふ。だって静香ちゃん。」
静「もう…ホント…私…Aさん？どうしたらいいですか？」
顔を上げた静香ちゃんは真っ赤な顔のままで。
ま「どこ見てても平気よ？取って食べられやしないわよ。」
智「オイラ食べてあげよっか？」
静「え？！」
雅「だから！そういう事を言わないの！リーダーがそんな事を言ったら、俺らまで普段そんなだと思われるでしょ？！」
翔「珍しく相葉くんが怒った(笑)」
雅「イメージが大事なお仕事なの！いい？アイドルってのはね………。」
アイドルのお仕事について語り出す相葉さん。
「A、それ。」
私のお皿の中のエビを指差すから、フォークに刺して潤くんの口の前に持ってく。
パクッと食べた潤くんは、豪快にグラスの中のお酒を一気に呑んだ。
「ふふふ。イメージが大事ですって。」
「あぁ。ドSで俺様だろ？」
「うん。ハズレてはなかったよ？」
「ドSは否定しねぇけど、そこまで俺様じゃねぇだろ？」
「それこそ道明寺のイメージじゃない？」
「だろうな。」
腰に回っている腕にグッと力を込められて、更に引き寄せられて。
「たまぁにS入るけど、お前は優しく抱いてんだろうが。」
って耳元で囁く。
パッと潤くんを見ると、『フッ』って笑う。
和「はいはいはい。静香ちゃんがテンパるから程々に。」
雅「ねぇ？松潤？俺の為になる話聞いてた？」
「あぁ。」
嘘つき。全然聞いてなかったくせに。
智「相葉ちゃん、来週の授業それに変えたら？」
和「エロオヤジアイドルについて？」
ん？『授業』？
「ねぇ。相葉さんて何かの先生なの？」
和「Aさん？見ればわかるでしょ？この人に先生が務まるかどうかなんて。」
潤くんに聞いたのに、答えたのはなぜか二宮さんで。
「来週な？ドームで先生やるんだよ。」
「ふ〜ん。」
和「ククク。まるっきし興味なさげ。」
智「んね？Aちゃん見においでよ？」
「え？！」
大野さんと潤くんを交互に見てると、
「…来るか？」
って潤くんが。
明「はい！行かせてもらいます！」
なぜが明日美が元気いっぱいに返事をした。
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年11月7日 8時
