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Y.K
車に15分くらい乗って、病院にやってきた。
全くの一般人ってわけにもいかないから、ギリギリまで車で待機して、順番が来たら中に呼ばれることになった。
待ってる間も紫耀はえずくし腹も痛いし辛そうだ。
もよおさなかっただけマシだな。
しばらくして看護師さんが呼びに来たから、マネージャーさんに付き添われて紫耀は病院の中に入ってった。
20分くらい待ってたら車のドアが開いて、相変わらずしんどそうな紫耀が入ってきた。
岸「お。お疲れ。どうだった？」
平「……胃腸炎ぽいって…」
そう言って紫耀はシートにもたれ込み目を閉じた。
あんまり話しかけても返事が辛そうだから、マネージャーさんに聞こう…
岸「紫耀、胃腸炎なんすか？」
マ「うん、熱も38度あるから、風邪からくるものかもって。すぐに治すことはできないから、解熱剤と吐き気止めと整腸剤で様子見だって。あとしっかり水分取るのとできるなら食べれるものを食べてよく休めってさ。」
神「そっか…。熱、そんなにあったんだな。」
マ「よし、じゃあ車出すよ。」
とりあえず医者に診てもらったから、一安心だな。
紫耀の家へ向けて車が発進した。
神「紫耀、家で1人で大丈夫？」
平「………ぅん……」
岸「いやぁ、心配だよ…。俺、しばらくついててやるよ。」
紫耀は断るように顔を振る。
断られることなんて、予想してたよ。
でも、心配だわ。
しばらくして、紫耀のマンションの駐車場に着いた。
マネ「着いたよ。明日はもともとオフだから、しっかり休んで。」
平「………はい。すみません、ありがとうございました…」
ゆっくりと車から降りる紫耀。
そっと紫耀のバッグを取ってやると、こっちをじーっと見てくる。
いつもならハテナマークを浮かべてそうだけど、今はそんな気力もないみたいだな。
岸「ほら行くぞ。やっぱり心配だしさ、しばらく一緒にいるよ。なぁ？」
神「うん、俺も明日オフだからさ。1人の方が気が楽なのかもしんないけどちょっと心配だし。せっかく俺らが空いてんだから、世話させてよ。」
ちょっと迷ってたみたいだけど、小さく頷いた紫耀を見て安心した。
紫耀だって成人してる男だし、しっかりしてるからさ、わざわざ俺たちが押しかけて面倒なんて見てやらなくたっていいかもしんないけど。
たぶんこのまま帰っても結局紫耀のことが気になってそわそわしすんのが目に見えてるから。
しっかり看病 させてくれよな。
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ぬれおかき - 海はねーよなのお話ししょうれんがリアルすぎて、すごい好きなお話でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月18日 0時) (
レス) @page24 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - ぬれおかきさん» ありがとうございます！ (2021年10月16日 16時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - はじめまして！作者さんのお話しクセになるというか定期的に読みたくなるというか、とにかくお話しの内容のスタイルがすごく好みです！これからも読ませていただきます。応援してます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page16 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - akacoroさん» 読んでいただいてありがとうごさいます。拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
akacoro - 作者様！更新していただき本当にありがとうございます！！ずっとずっと何度も読み返してました！！本当に更新してくださって嬉しすぎます！！！！これからも応援してます！！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: f3f66d79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめみ | 作成日時：2021年8月30日 21時
