The Heartwarming Time ページ27
Y.K
うっめーーーーー！
メンバーと食べる焼肉は、最高だな！
数日前にグループでの大仕事を終えた俺たちは、やっとみんな集まって念願の焼肉に来ることができた。
今回も、騒いでも大丈夫なようにちゃんと個室。
もともと仲良しのオレ達だけど、こうやって一緒に仕事をこなしていく分、どんどん絆が深まっていくよな。
オレ、ほんと皆んなに出会えて、同じグループになれてよかったよ、、、
「おじぃ！！何考えてんの！笑」
海人、オレは今、感動してんだわ。
「ねぇ！なんかおじぃがきもちわるいー！笑」
涙ぐみながらニヤついて肉を頬張るオレをみんながおちょくる。こんな空間も、最高だ。あぁ、オレの居場所はここだぁ、、、
その後もしばらくわいわいしながらみんな肉を頬張る。
といってもなんかみんなテンション高くってさ。
いつも以上にみんな絡む絡む。笑
だってまだ、焼いてない肉がテーブルに残ってる。
いつもならあっという間に無くなるのにさ。
おしゃべりに夢中だわ。
だけど、肉の周りが遅いのには他にも理由があったみたいだ。
いつも率先して肉を焼いてくれる紫耀が少し大人しい。
あっという間になくなっているはずの白米も、まだ半分以上お椀に残ってるぞ。
「紫耀、食べてる？」
そう聞くと「食べてるよ」って言うけど、なんか笑顔がぎこちねーぞ？
そっからちょこちょこ様子見てたけど、その間も烏龍茶をちびちび飲んでるだけだ。
「トイレ行ってくる」と言って立ち上がる紫耀。
「大丈夫？」とすかさず声をかけたジン。
ジンも気がついてんだな。
紫耀が個室を出ていった後、
「紫耀があんまり食べてないから、肉余ってんなぁ」
って廉。
「そうだね、お腹減ってないのかな。ちょっと元気ないしね」
おお、海人も気づいてたのか！
つまりはみんな、紫耀の異変に気づいてたんだな。
さすがだわ。
「大仕事の後だし、もしかしたら体調崩してんのかもね」
とじんが言えばみんなでそーかもなぁ〜って。
「なんや話しながら食ってたら腹も膨れてきたしな。残りの肉食べたら帰ろか」
シャリッとブレスレットを鳴らしながら廉が言った。
皆んなが頷いて返事をした後、紫耀が戻ってきた。
「紫耀、もうこの肉たち焼いたら帰ろっかって話してたんだけど、どお？」
一応海人が聞くと紫耀は「うん」って。
うんと一言だけ返した紫耀を見て、早く帰してやらないとなって思ったのはきっと俺だけじゃないだろうな…。
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ぬれおかき - 海はねーよなのお話ししょうれんがリアルすぎて、すごい好きなお話でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月18日 0時) (
レス) @page24 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - ぬれおかきさん» ありがとうございます！ (2021年10月16日 16時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - はじめまして！作者さんのお話しクセになるというか定期的に読みたくなるというか、とにかくお話しの内容のスタイルがすごく好みです！これからも読ませていただきます。応援してます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page16 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - akacoroさん» 読んでいただいてありがとうごさいます。拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
akacoro - 作者様！更新していただき本当にありがとうございます！！ずっとずっと何度も読み返してました！！本当に更新してくださって嬉しすぎます！！！！これからも応援してます！！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: f3f66d79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめみ | 作成日時：2021年8月30日 21時
