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「もう少しおるわ。俺も疲れたし、ちょっとリビングで休ませてもらおっかな。、、、それに、タクシー代はいらん。」
疲れたなんて嘘やけど、このまま両手にショッピングバックをぶら下げてのこのこタクシーで帰るわけないやんか。そうとでも言わんとあいつも気を使うかもしれんしな。
「、、、、そ。、、、ごめん、、、、」
そっと寝室のドアを閉めてリビングのソファに座り込んだ。
俺もなんか飲も。
わた金色の鷲の横を通って冷蔵庫を物色。
適当な飲み物を選んでやけにでかいダイニングテーブルに座る。
目の前には鷲。
なんでなん。笑
普通こんなもん買おうと思うか？笑
鷲と目を合わせながらテーブルに片肘をついて笑った。
それから適当にテレビ見たりスマホいじったりして2時間経った。
そっと寝室のドアを開けて中に入ると微かに寝息が聞こえてくる。
紫耀はさっきと変わらず反対側を向いたままやけど、紫耀にかかっている布団が小さく寝息に合わせて上下しとる。
ベッドから少し離れたところまで来てへっぴり腰で紫耀の顔を覗き込む。
目元は髪で隠れていて見えんかった。
よく眠れとるみたいやし、もう大丈夫やろう。
帰るかと思たけど何も言わず帰るのもなとも思いそっと置き書きをして家を出た。
1ヶ月後の雑誌取材、先月と同じ人にあれから平野さんと永瀬さんのお出かけはどうなりましたか？と聞かれた。
「そうなんすよね、行くのは行きましたよ。」
「そう、行ったんですよ。、、でも、途中で俺の体調が悪くなっちゃって。それで廉が家まで送ってくれました。」
俺と紫耀に続いて海人が入ってくる。
「おれたちが考えたプランを実行してくれたんだよね！でも、結局はショッピングしかできなかったらしいです。」
「そ。廉、なんかすごい買ってたよね。それに、すごい楽しそうでした。久々にあんなに舞い上がってる廉を見れて楽しかったです。でも、やっぱりあのプランはなしですね。途中でおじゃんになって正解だったと思う。ね、廉？」
「うん、そう思う。笑」
なんでだよー！と他3人。笑
「俺、結局家に帰って寝ちゃったんですけど、起きたら廉の置き描きがあって。なんて書いてあったと思う？、、2人で海はねーよな笑、、って！」
そうやって俺と紫耀はギャハギャハ笑い、3人はブーブー言ってその日の取材は終わった。
後日、「しょうれん」でティアラが騒いでいるときっさんが教えてくれた。笑
end
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ぬれおかき - 海はねーよなのお話ししょうれんがリアルすぎて、すごい好きなお話でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月18日 0時) (
レス) @page24 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - ぬれおかきさん» ありがとうございます！ (2021年10月16日 16時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - はじめまして！作者さんのお話しクセになるというか定期的に読みたくなるというか、とにかくお話しの内容のスタイルがすごく好みです！これからも読ませていただきます。応援してます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page16 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - akacoroさん» 読んでいただいてありがとうごさいます。拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
akacoro - 作者様！更新していただき本当にありがとうございます！！ずっとずっと何度も読み返してました！！本当に更新してくださって嬉しすぎます！！！！これからも応援してます！！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: f3f66d79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめみ | 作成日時：2021年8月30日 21時
