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「〜〜だよ！だから次からはそうしてみようって思った！」
「、、、、、、、スーー、、、、、、、スーーーー」
あ、、、
ふふっ。
紫耀、寝ちゃったみたい。
まったく。
おれの話、どこまで聞いてたんだろ。笑
眠いならそう言ってくれればいいのに。
どうせ明日も会うんだから、おれの話なんていいのにさ。笑
たぶん紫耀、このまま寝落ちしちゃうだろうなって思ってた。
むしろ、紫耀を寝付かせるための子守唄くらいの気持ちで話してたし。
俺の声をBGMに寝てくれるなら本望だよ。
スーーー スーー
スーーー スーー
スマホから聞こえる心地良さそうな寝息。
無性に愛しくなった。
なんか我が子を寝かしつけた親の気持ちっぽいのかな、、？
いつもとは逆の立場になってる感じもして、なんだろう、この気持ち、、、
音でしか紫耀を感じられないのに、時々見かける紫耀の幼い寝顔が思い出される。
「、、かわいいなぁ、、、」
、、、 っは！！
声に出ちゃったじゃん！！
このまま朝まで、ぐっすり寝られるといいね。
「紫耀、おやすみ。」
そう言って電話を切ろうと思った。
だけどもうちょっと、
もうちょっとだけ紫耀の寝息を聴いていたくて、
そっと目を閉じた。
朝、アラームで目が覚める。
あれ、おれ、あの後どうしたんだっけ。
スマホは通話画面ではなくなってる。
LINEを開けてみると紫耀が寝ちゃってから1時間くらい後に通話が終わってた。
んー、おれが時間見間違えてたのかな、、、
あれ、、夢だった？笑
まっいっか！
そうして雑誌撮影のスタジオへ向かった。
指定時刻ギリギリに紫耀がやってきた。
「あっ、おはよう！紫耀！」
おれに気づいた紫耀はハッとしてこっちへ来る。
「おぃてめぇ！おはようじゃねーよ！俺寝ちゃってたじゃん！起こすか電話切るかしろよ！おかげでスマホ充電切れてアラームもならないし、遅刻するとこだったじゃん！」
えっ！
充電してなかったんだ！
そっかぁ、おれ、あのあと紫耀の寝息聴きながら寝ちゃったから、、、
「ごめーーん！マジごめん。紫耀の寝息聴きながら目瞑ったら寝ちゃってた」
「はぁ？おまえなに気持ち悪いことしてんだよー！こわいこわい。ま、間に合ったからいーけどな！」
そう言う紫耀は俺の大好きな優しい笑顔して楽屋に入っていった。
紫耀、だいすき！
end
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ぬれおかき - 海はねーよなのお話ししょうれんがリアルすぎて、すごい好きなお話でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月18日 0時) (
レス) @page24 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - ぬれおかきさん» ありがとうございます！ (2021年10月16日 16時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - はじめまして！作者さんのお話しクセになるというか定期的に読みたくなるというか、とにかくお話しの内容のスタイルがすごく好みです！これからも読ませていただきます。応援してます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page16 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - akacoroさん» 読んでいただいてありがとうごさいます。拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
akacoro - 作者様！更新していただき本当にありがとうございます！！ずっとずっと何度も読み返してました！！本当に更新してくださって嬉しすぎます！！！！これからも応援してます！！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: f3f66d79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめみ | 作成日時：2021年8月30日 21時
