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Y.J
その日は朝までなれるかななんて思って、俺も岸くんもリビングのソファーですっかり寝入っていた。
紫耀ん家のソファーは大きくて、2人でもゆったり寝られる。
…………ガチャッ…………ジャーーーーー
物音がして目が覚めた。
普段寝起きの悪い俺だけど、やっぱりちょっと気を張って他部分があるのかもしれない。
起き上がると、紫耀がリビングに入ってきたところだった。
神「紫耀、ごめん、寝てた。どした？大丈夫？」
平「………………うん…平気だよ…」
ウソだ。ばればれだぞ。笑
いつも以上に猫背だし顔色も悪い。
神「こら。この期に及んで我慢すんなって。」
岸「………んん？」
俺らの話し声で岸くんも目が覚めたみたいだ。
平「………平気だって…。…ちょっと、お腹いたいだけ……」
神「もう、だけ じゃないでしょ？痛いんじゃん。吐き気は？」
そう言うと頷くからまったくこいつはどんだけ隠してんだ。
神「せっかく俺らがいるんだから。頼ってくれないといる意味ないでしょ？」
岸「そーだよ、いるいみいるいみ！」
寝ぼけ眼でふらふらとこっちに歩いてきながらそう言う岸くん。起きたばっかで話理解できてんのかな。
平「……意味あるよ。居てくれるだけでちょっと安心できる」
神・岸「……………ちょっとかよ！！」
同時につっこむ俺と岸くんをみて紫耀はフフッと笑ってくれた。
岸「まーーーたしかに！今日の俺らはアタフタしてばっかだったもんな！」
神「たしかにね」
そう言いながら紫耀をベッドへ連れて行く。
水分補給のスポーツドリンクも忘れずに持ってく。
平「そんなことないよ。2人がいなかったらおれ今ごろこの部屋で死んでたかもじゃん。岸くんの背中にもたれられて助かったし、神が水飲ませてくれたりしたじゃん」
岸「あーな！いきなり抱きつかれた時はどうしようかと思ったわ！」
平「抱きついてねーーーし！もたれたんだし！」
岸「いーや、抱きついてたねあれは！なぁ！」
神「はいはいどーでもいいから！はい、紫耀。無理ない程度にちょびちょび飲みな」
平「うん」
岸「出た、お水係のじんちゃん」
神「誰がお水係だよ！」
クスッ
あ、紫耀がまた笑った。
う〜ん、紫耀の笑顔が見れて嬉しい！
俺たちがついてるから、安心しなよ、紫耀。
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ぬれおかき - 海はねーよなのお話ししょうれんがリアルすぎて、すごい好きなお話でした！これからも頑張ってください！ (2021年10月18日 0時) (
レス) @page24 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - ぬれおかきさん» ありがとうございます！ (2021年10月16日 16時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - はじめまして！作者さんのお話しクセになるというか定期的に読みたくなるというか、とにかくお話しの内容のスタイルがすごく好みです！これからも読ませていただきます。応援してます！ (2021年9月24日 23時) (レス) @page16 id: cc9be56d75 (このIDを非表示/違反報告)
koi wazurai0129(プロフ) - akacoroさん» 読んでいただいてありがとうごさいます。拙い文章ですが、少しでも楽しんでいただけているのであれば嬉しいです。 (2021年9月20日 12時) (レス) id: 12e35622a5 (このIDを非表示/違反報告)
akacoro - 作者様！更新していただき本当にありがとうございます！！ずっとずっと何度も読み返してました！！本当に更新してくださって嬉しすぎます！！！！これからも応援してます！！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: f3f66d79f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめみ | 作成日時：2021年8月30日 21時
