ジェジンくんの仕事 ページ19
＊
「ねぇ、ジェジンくんはお仕事何してるの？」
わたしはもうひとつ、
気になっていたことを聞いてみたんだ。
だって気になるじゃない？
あの綺麗な金髪。
金色の髪が許される職場って、
そうそうないから、
ちょっとだけ興味があったんだ。
『気になる？』
少しだけ意地悪そうに言われて。
「…うん。」
素直に気になっていることを認めると、
ふふっと笑うジェジンくん。
『バンドやってるんだ。』
やっぱり、思ってた通りだった。
「有名なバンド？」
『有名かどうかは分からないけど…。
アルバムも出してるし、
日本でもライブやったり、曲出したり、そこそこ活動させてもらってるんだ。』
控えめに言ってるけど、
それって結構な有名人じゃない？
「えっと、芸能人ってことだよね？」
『うん、一応。』
「やっぱりそうなんだ。初めて会った時、
そうかなって思ったんだ。
それに、あの靴。本当はすごく高い物だよね？貰うのが申し訳ないくらい。だって…あんな有名なブランドの靴…。
だけど、ごめん。わたし実はあんまりこっちの芸能情報は、ほとんど知らなくて。」
『そうだろうね、だってオレの名前を聞いても、何の反応もないから知らないんだろうなって思った。それだけ、オレたちまだまだってことだよ。』
「本当に、ごめん、
…そんなに有名人なの？」
『イケメンですねってドラマ知ってる？』
それは、
日本で流行った韓国ドラマの名前だった。
＊
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moco(プロフ) - のりこさん、初めまして！もこと申します！コメントありがとうございました、嬉しくて泣きそうです(TT)いつも誤字脱字が多すぎてすみません。頑張って更新しますのて、また読んでいただけると嬉しいですです！ (2018年3月10日 23時) (
レス) id: 09d7dc74fa (このIDを非表示/違反報告)
のりこ - お話ができる度に楽しみに読ませて頂いてます (2018年3月10日 21時) (レス) id: 9972616781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moco | 作成日時：2018年1月29日 19時
