50. KazuSide ページ25
・
ベッド？
あと一歩のとこで、何を言ってんのこいつは。
固まる俺に、意を決したような声でAは言った。
「新しい、ベッドがいい」
和「いや、え？俺んちのってこと？」
「そう」
和「なんでよ、なんかあれ問題あった？」
「・・・」
和「あ、でかいのがいいわけ？」
「違う、そうじゃなくて・・・」
和「は？じゃぁなによ、はっきり言えって」
引き離そうとした体が、逆にぎゅうっともっと俺にしがみ付く。
何にも言わずにくっつくその背中を、そっと撫でた。
和「もしもーし」
「・・・」
和「なんなのよ一体(笑)」
「・・・」
和「まぁ・・・ベッド買い換えてぇなら別にいいけどさ」
正直、もうちょいでかい方がいいかと
昨日の夜あいつ抱いてるとき思ったし。
いろいろね？できるじゃん。
ちょっとにやっとしながら、そんなこと考えてたら
いきなりとんでもない言葉が聞こえた。
・
「他の女抱いたベッドで、寝たくない」
・
和「・・・」
「・・・」
和「・・・・・ぇっ？」
「これから毎日一緒に寝るなら、あれはいや」
和「・・・いやって」
「でなきゃあたし別のベッド買って、寝室は別にする」
和「・・ぃや、いやわかった。買おう！ベッド買おう！な？」
「シーツも変えて」
和「変えよう、そりゃそうだ。ベッド変えんだからシーツもだろ」
「枕も」
和「・・・枕も、はい」
そこまで一気に言い切ると。
Aはやっとゆっくり体を離して俺の顔を見る。
伺うような視線をじっと見つめ返したら、顔を赤くして
ぎゅっと俺の腕を握った。
・
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にの大好き - すっっっっっっっごく面白いです！！ まだ途中までしか読んでないのですが、とってもキュンキュンくるし、感動もします♪ こんな小説が書けるだなんて凄いです…！ (2016年5月18日 19時) (
レス) id: 4d8ce83bc8 (このIDを非表示/違反報告)
ムーナカ(プロフ) - すごく良かったです( *´艸｀)笑いながら泣きながらキュンキュンしながら読みました☆キュンとするストーリーは他にもあっても、楽しい気持ちになったりじいんとくるのは初めてでした！素敵な作品をありがとうございます☆ (2014年8月12日 1時) (レス) id: ab0f1719b7 (このIDを非表示/違反報告)
あきち(プロフ) - やったあ（≧∇≦）ちょーちょー楽しみ！あの二人のやりとり大好きだったんですよー！あっちの方も((〃ﾉωﾉ))！期待してまーす！ああ、年末がんばれる！ (2013年12月3日 0時) (レス) id: 366b2ce238 (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - アキさん» ボロボロ泣いてくれてありがとうです｡ﾟ(PД｀q｡)ﾟ｡まもなく続きUPしますのでまた楽しみに読みに来てくださーい(｡･ω･)ﾉﾞ (2013年12月3日 0時) (レス) id: 6e5f42385e (このIDを非表示/違反報告)
Seira(プロフ) - ゆきだるまさん» ゆきだるまさんありがとう(つω｀*)ﾃﾍまもなく続編UPします♪また遊びに来てくださいねー！ (2013年12月3日 0時) (レス) id: 6e5f42385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Seira
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/seiralist/
作成日時：2013年7月14日 9時
