恋する理由【Nino】 (ページ12)

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12:リーダー　JunSide ページ12

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雅「ねぇ、ニノマジで大丈夫だと思う？」

翔「いやぁ・・・どうなんだろね。元気そうっちゃー元気そうだけど」

潤「ペットに癒し求めるタイプじゃねぇよな」

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俺ら３人、あーでもないこーでもないと話してたその時。

ずーっとその場にいた男が、むっくり起き上がって言った。

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智「どんな子だろね。その子」

雅「おはようリーダー(笑)」

智「あ、相葉ﾁｬﾝおはよう」

潤「どんな子って、メスってこと？」

翔「・・・いや、まぁオスかメスかってより何の動物かもわかんねぇし(笑)？」

雅「リーダー寝ながらまた聞いてたんだ(笑)」

潤「じゃぁニノ戻ってきたら写メでも頼んでみる？」

翔「ニノがペットの写メ撮ってるとか、なんか想像つかねぇんだけど(笑)」

雅「確かに(笑)赤ちゃん言葉とかだったらうけるわ」

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ニノ赤ちゃん言葉を話したら、の妄想で盛り上がる俺らの話は無視して

リーダーは腕組んで少し考えてから

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智「いや。写メじゃだめだ」

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そう真剣な顔でうなづきながら言った。

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翔「なんでよ」

智「写メじゃ、悪いやつかどーかわかんないからな」

雅「・・・へ？」

翔「何言ってんの、あなた」

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智「悪い女ってのは、見た目で男を騙すじゃん」

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”ドラマとかそうだよね？”

と、なぜか少し照れたように笑いながら俺らを見る。

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智「ペットって、女でしょ」

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この人の怖いところは、何のためらいもなく

その答えを見つけ出すところだ。

いとも簡単に、意識することもなく。

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ニノにはこのことは伏せて、しばらく様子見ようと

リーダーは俺らに言うと。

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まだ口半開きの翔君や相葉君の横を通り過ぎ

戻ってきたニノをまったく表情も変えずに出迎えた。

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