見知らぬ奴にあげる唐揚げなぞ無い ページ3
貴「･･･ふわぁ」
教室のど真ん中、朝。
まだクラスメートは登校していないようだ。
Aは大あくびをする。
そして、昨晩の事を思い出す。
なんかいきなり霊が呼べないし、操れなくなって・・・
それで運悪く霊に襲われて･･･
それで松野さんに会って･･･
松野さんが霊を消し(？)て･･･
・・・あ
貴「これ、休み時間に呼び出されるやつだ」
どうしよう。休み時間は寝たい。
かといって屋上なんか行けない。絶対六つ子がいる。
貴「む･･･どうするべきなのか」
1人でブツブツと悩んでいると、ふと気づく。
貴「･･･あの人霊見えんのか！！！」
完全に忘れていた1番大事なこと。
それはあの人が【視える】ということ。
貴「･･･聞いてみたいなぁ、同じく視える人の話」
そう思うと休み時間に呼び出されてもいいようなきが気がしてきた。
貴「よし！！！！ぜひとも話を聞こう！
あと、霊が呼べなくなったことも、相談しよう」
少しうかない顔をしてうつ向く。
机の模様が、自分を見て笑っているような気がした。
貴「ふー終わった終わった」
昼食の時間が始まろうとしており、弁当をカバンから引きずり出す。
お「やほー、Aちゃん！
ちょっとつきあってよー」
何故今！！！！！！
昼食の為に学校に来てるんだぞ！！！！！
あと！！！！私は休み時間に呼び出されるものかと！！！！！！
貴「なんですか？」
叫びだしそうになるのを抑えて返事する。
お「いや、昨日の事なんだけどさ･･･」
カ「おそ松ううう！！！！」
泣きながら1組に入ってきたのは、2組の松野カラ松。
確か演劇部だったっけか。
とりあえず時間が稼げるようなので弁当を広げて食べ始める。
お「んー？どした？」
カ「俺の･･･俺のっ、弁当食べたろ？！」
お「あー食った食った。
授業中腹が減ったもんでwwww」
カ「今日は唐揚げなんだぞっ！！！泣」
お「そーそー！超美味かった！」
カ「うわああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」
カラ松号泣。
チ「長男ゴルァｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！」
3組からすっ飛んできたのは松野チョロ松。
不機嫌のようだ。
教室に入り、おそ松の前に立つ。
チ「お前！！！僕の教科書に落書きしたろ！！！」
お「あぁ、あれね？傑作だったでしょ？
自主規制松には！！」
チ「誰が自主規制松だ！！！」
なんというカオス。
Aは弁当に入っていた唐揚げをほおばる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇音(プロフ) - 面白いです！頑張ってください！ (2017年12月6日 9時) (
レス) id: 4c1e7a928f (このIDを非表示/違反報告)
みどりむし(プロフ) - この小説面白すぎて腹ねじれました、実録松も面白かったです！本編も気になりますが正直実録松の続きが気になります()続き全裸待機してます！更新頑張ってください！ (2017年1月5日 18時) (レス) id: 64c3d5578e (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - この作品面白いです！!質問ですがこれは恋愛に発展する系ですか？w 更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2016年6月20日 23時) (レス) id: aab2667e8a (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 赤宮さん» ﾋｴｴｰ!一つの作品に毎回コメントくださってありがとうございます！！はい、リラックスして更新します！wおそ松兄さんは兄なので強めに設定しました・・・！w (2016年1月11日 23時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
赤宮(プロフ) - 更新待ってます！あ、でも無理はしないでくださいね！！おそ松さすがw (2016年1月11日 22時) (レス) id: a2ce7788ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カベルネ | 作成日時：2016年1月11日 22時
