七話 ページ8
死ぬ・・・
突き当りがいくら歩いてもない。
広すぎて気持ち悪いくらい。
貴「こんなに広い基地、初めて・・・」
すると・・・
ブウォオオオオオオオオンッッ！！！！
後ろからエンジン音。
貴「！！」
後ろを振り向くと、バイクで誰かがこっちへ走ってくる。
別に殴ってバイクを止めるのもいいが、壊してしまうのでさっと端によける。
キキイイイイイイイッ
ものすごいブレーキ音を立ててバイクが目の前で止まる。
「ひゃー気持ちいい！！」
ヘルメットを取った男は、道の端にいたAの方を向く。
貴「えっと・・・十四松、さん？」
十「そーだよ！覚えててくれたんだぁ〜！！」
貴「・・・・バイク・・・・」
十「あ、これ？暇だったからこの長い道をチョロ松兄さんが作ってくれたバイクで走ってたの！」
貴「そう、ですか・・・」
暇だったから基地内をバイクで走る？
おかしい。発想が。
十「兄さんの所に行くの〜？！」
貴「はい。でもこの道が長くて疲れてたんです」
十「じゃあ乗りなよ！！あと４００メートルはあるよ！！」
貴「・・・！４００・・」
十「この道は二キロもあるからね〜。普通は最高管理室に続くみちだから、何百個も罠があるんだよ。でも今日はAちゃんが通るから罠のスイッチを切ってあるんだ。」
貴「あ、そうなんですか」
だから床が凹んでいたりななめだったりしていたのか。多分罠に順応するように床を改造していたんだろう。
十「だから俺もここで遊んでたんだー！ほら、乗りなよ！！」
前に座らされ、後ろから十四松が乗る。
十「じゃあ、Aちゃんが操縦してね！」
十四松がAの腰に手を回す。
貴「え、操縦って、十四松さんがやるんじゃないんですか・・・・」
十「え？Aちゃんがやった方が楽しいよ！」
貴「いやでも、事故ｒ」
十「いっくよーー！！！」
貴「話聞いてくだｓ」
ブォオオオオン！！！
十四松が思いっきりアクセルを踏む。
貴「待ってください、４００メートルを１００キロなんで死にまｓ」
Aの言葉も聞かずにバイクは発進した。
死んだ。
Aはそう思った。
十「いやっほおおおおおおお！！！！！！」
貴「・・・・・・・」
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水仙(プロフ) - 最後どうして六つ子は主人公を追いかけたんですか？すみません。私国語力ないの…。 (2016年10月16日 14時) (
レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 文香さん» ありがとうございますー！！いい物語書けるように更新してきます！ (2016年2月2日 22時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
文香(プロフ) - うっひょい！！(((最高です！(っ’ヮ’c) (2016年2月2日 22時) (レス) id: c8df34faab (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - はづきさん» 全然ないですよ〜！描いていただけるだけで嬉しいですから！！ (2016年1月7日 15時) (レス) id: b757736038 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - あのあのあのあの、画像の大きさとかカラーのありなしとか、大体のイメージとかあったりします…??? (2016年1月7日 10時) (レス) id: 61cfc1f939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カベルネ | 作成日時：2016年1月2日 14時
