六話 ページ7
ーーー眠い。
ただひたすらに眠い。
基本睡眠時間が八時間以上ないとイライラするAだが、昨晩は無理やり寝かされたため寝た感じがしない。
「うわっと」
フラフラしていると、誰かにぶつかった。
貴「あ、すみませ・・・」
カ「おお、Aちゃんじゃないか」
貴「・・・」
青いネクタイのカラマツは、何かを右肩の上に乗っけて右手で支えている。
カ「すまん。けがはないか?」
貴「・・はい。それ、なんですか」
死にそうな目をこすりながら、カラ松の持っているものを指さす。
カ「これ?冷蔵庫」
貴「・・・?」
カ「チョロ松が実験に使う大容量の冷蔵庫がほしいと言いだしてな、それが届いたんだ。だから運んでる。」
貴「・・・そうですか・・・」
カラ松の何倍もある冷蔵庫を軽々抱えている。
人間なのか・・・?
貴「すいません、ぼーっとしてて・・・・。」
カ「いや、平気だ。兄さんの所に行くのか?」
貴「はい。あ、道」
カ「教えてやるよ。この道の突き当りを右に曲がれば最高管理室だ。」
貴「ありがとうございます」
くるっと体の向きを変えて、フラフラと歩いていく。
カ「大丈夫なのか?あいつ・・・。にしても」
「あいつ、話してるときいい匂いした・・・・///」
匂いを思い出してにやけがとまらなくなり、冷蔵庫を落としそうになる。
「っぶねえ!!」
急いで体制を戻す。
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水仙(プロフ) - 最後どうして六つ子は主人公を追いかけたんですか?すみません。私国語力ないの…。 (2016年10月16日 14時) (レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 文香さん» ありがとうございますー!!いい物語書けるように更新してきます! (2016年2月2日 22時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
文香(プロフ) - うっひょい!!(((最高です!(っ’ヮ’c) (2016年2月2日 22時) (レス) id: c8df34faab (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - はづきさん» 全然ないですよ〜!描いていただけるだけで嬉しいですから!! (2016年1月7日 15時) (レス) id: b757736038 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - あのあのあのあの、画像の大きさとかカラーのありなしとか、大体のイメージとかあったりします…??? (2016年1月7日 10時) (レス) id: 61cfc1f939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カベルネ | 作成日時:2016年1月2日 14時