五話 ページ6
貴「・・・・」
起床。どこだここ。
貴「なんでこんな高級そうな・・・」
ものすごく高そうな家具がそろった部屋に、高そうなベッドに横たわるA。
むくり、と体を起こす。
貴「あ」
そうだ。昨晩、やつらに睡眠薬を注入されたのか。
逃げねば。
チ「あ、お早う」
ガチャ、とドアを開けると、チョロ松が入ってきた。
貴「・・・お早う、ございます」
チ「いいんだよ、敬語じゃなくても。入ってくれてありがとう、我がファミリーに。
昨晩は手荒なことをしてごめんね。」
右腕を見ると、包帯が巻かれている。
きのう押さえつけられた時にできた傷だろう。ずいぶんきれいにまかれている。
チ「あ、それ僕が巻いたんだよ。誰がつけた傷かはわからないけどね。」
貴「・・・」
チ「そうだ、目覚めたら君を呼ぶようにおそ松兄さんに言われてたんだ。」
じっとチョロ松を見つめる。
チ「えっ、ちょ、えっな、なに？」
赤面してあたふたするチョロ松。
こいつは女が絡むとずいぶんポンコツになるんだな、と心の中で思う。
貴「チョロ松さんは、おそ松さんのことをボスと呼ばないんですか？」
チ「うん。基本は僕ら６つ子はタメだよ。もちろん君も、そうしていい立場にいる。」
貴「でも私は、敬語慣れしているからこれでいいです。」
チ「はは、昨晩はガンガンタメだったのに。」
貴「・・・知らない人には・・・」
チ「そう？まあ好きでいいよ。はやく兄さんの所にいってあげな」
貴「・・・はい」
スッとベットから出てフラフラと部屋を出ていく。
バタン、と扉が閉まる。
その部屋でチョロ松は、一人頭を抱える。
「・・・・寝ているあいつを見たとき、Aを襲いたいだなんて・・・・／／／／／」
一人で悶絶するチョロ松であった。
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水仙(プロフ) - 最後どうして六つ子は主人公を追いかけたんですか？すみません。私国語力ないの…。 (2016年10月16日 14時) (
レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 文香さん» ありがとうございますー！！いい物語書けるように更新してきます！ (2016年2月2日 22時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
文香(プロフ) - うっひょい！！(((最高です！(っ’ヮ’c) (2016年2月2日 22時) (レス) id: c8df34faab (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - はづきさん» 全然ないですよ〜！描いていただけるだけで嬉しいですから！！ (2016年1月7日 15時) (レス) id: b757736038 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - あのあのあのあの、画像の大きさとかカラーのありなしとか、大体のイメージとかあったりします…??? (2016年1月7日 10時) (レス) id: 61cfc1f939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カベルネ | 作成日時：2016年1月2日 14時
