四十三話 ページ47
カ「なんだあいつ・・・なんだあいつ！！！」
カットレットは基地の廊下を全速力で走る。
カ「おいお前ら！！あの女を止めろ！」
会場にいなかった構成員に後ろから来るであろうAを止めるように命ずる。
しかし所詮あいつらは捨て駒。あの化け物を止められるとは思っていない。ただの時間稼ぎだ。
とにかく、あいつらを呼ぼう。そうすれば俺たちの勝ちだ！！
カットレットの右腕左腕ともいわれる最強の男二人がカットレット一家にはいた。
あいつらさえ、いれば、俺は勝ちだ！確か基地の一番奥の部屋に残りの２０人程度の構成員とともにいるはず。
一番奥の部屋に着いた。
カ「あの女・・・終わったな」
不敵な笑みを浮かべてドアを開ける。
「こんばんは。待ちくたびれちゃいましたよ。」
「な・・・・んで・・・」
血まみれの短刀を持って、真っ黒のドレスが返り血に染まっているAがいた。
「この人たちに会いに来たんですか？」
彼女が指をさしたところには、目当てだった二人が血を流して息絶えている。
嘘だ・・・・嘘だ・・・ッ！！！
俺の一家が・・・３０分程度で一人の女に殲滅されるだなんて・・・！！
「おまえ・・・どこのモンだ・・・！！！」
「？」
「どうせマフィア絡みだろう？！どこだ？！○○グループか？！△△一味か？！地獄に行ってもお前を恨んでやる！！！」
目を充血させながら必死にカットレットは叫ぶ。
Aはゴミを見るような目をして答える。
「松野ファミリー専属暗殺者、Aです。地獄の果てまでもお相手いたしましょう。」
「松野ファミリー・・・だと」
その瞬間、Aが短刀を振り上げるのが見えた。薄らいでいく意識の中、カットレットは後悔した。
ーーああ、俺はなんてバカだったのだろうか。松野ファミリーなんて化け物だらけじゃねえか。
ドサァッ
カットレットは、そこで息絶えた。
貴「・・・ふぅ」
Aはため息をつく。
貴「まだ私が会場内にいると思って行ったやつが２０人くらいいると右腕らしき存在の人が言っていたな。
面倒だけど、皆殺しって言ったし。どうせ雑魚ばかり・・・」
伸びをしながら奥の部屋から出る。
カ「フッ、やっと会えたな」
チ「大丈夫ですか？」
一「・・・弱すぎてつまんねぇな」
十「全然面白くなかった〜！」
ト「十四松兄さん、血ついてるよ〜」
お「まぁ、見てのとおり俺ら欲求不満なの。−−−ちょっと遊んでよ。」
・・・死んだ。
四十四話→←最終回も近づいてきたし作者がやりたいことやってるよ@part2書きたいよ
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水仙(プロフ) - 最後どうして六つ子は主人公を追いかけたんですか？すみません。私国語力ないの…。 (2016年10月16日 14時) (
レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 文香さん» ありがとうございますー！！いい物語書けるように更新してきます！ (2016年2月2日 22時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
文香(プロフ) - うっひょい！！(((最高です！(っ’ヮ’c) (2016年2月2日 22時) (レス) id: c8df34faab (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - はづきさん» 全然ないですよ〜！描いていただけるだけで嬉しいですから！！ (2016年1月7日 15時) (レス) id: b757736038 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - あのあのあのあの、画像の大きさとかカラーのありなしとか、大体のイメージとかあったりします…??? (2016年1月7日 10時) (レス) id: 61cfc1f939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カベルネ | 作成日時：2016年1月2日 14時
