一話 ページ2
ケータイの着信音が鳴る。
「もしもし」
Aが淡々とした声で出る。
「あ、もしもしAさん？すこしお話ししたいことがあるんです。
あなたに仕事の依頼ですよ。申し訳ないのですが、今夜会えませんかね？」
「・・・はい」
そのあとに、場所と時間が告げられる。
深夜二時。
呼ばれた場所は、海近くの倉庫。
倉庫の扉に手をかける。不気味な音を立てて扉が開く。
中へ入り、倉庫の真ん中に立つ。
すると、扉が閉まった。
くらい、暗い闇。
「・・・何の用ですか」
Aがかったるそうに話す。
「すいませんねぇ、こんなベタなところに呼び出したりなんてして。」
闇の中から、電話で話した時の声が聞こえる。
すると、電気がついた。
「・・・！」
その声の持ち主は、緑のネクタイをした男だった。
倉庫の右の端の方にいる。
「チョロ松兄さん、早く要件を言ってあげなよ」
Aの右の崩れた棚に、ピンクのネクタイをした男がスマホを持ちながら座っている。
「・・・帰りたいんだけど」
Aの左には紫のネクタイをした猫背の男がよりかかっている。
「早く終わらせて野球やろうよー！！！」
後ろの入ってきたドアの前には、いつの間にか金属バットを持った黄色いネクタイの男がいる。
「フッ・・・あせりは禁物だぜ」
「黙れクソ松」
カッコつけたまんまその場で固まったのは、青のネクタイの男。
左前の隅に固まってる。
「それで？何の用」
Aが警戒心丸出しの様子で緑のネクタイの男に問う。
「それがさぁ、簡単に言っちゃうと勧誘ってやつよ。いやあ、君にうちのファミリーに入ってほしくてさ。
こんなことないよ？俺たちが全員一致で誰かを自分のファミリーへ勧誘するってのは。」
目の前には赤いネクタイの男。一人だけ長いジャケットのようなものを着ている。
「「「「「「どうもこんばんは。松野ファミリーです」」」」」」
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水仙(プロフ) - 最後どうして六つ子は主人公を追いかけたんですか？すみません。私国語力ないの…。 (2016年10月16日 14時) (
レス) id: 2af43545d8 (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - 文香さん» ありがとうございますー！！いい物語書けるように更新してきます！ (2016年2月2日 22時) (レス) id: 011398a2b5 (このIDを非表示/違反報告)
文香(プロフ) - うっひょい！！(((最高です！(っ’ヮ’c) (2016年2月2日 22時) (レス) id: c8df34faab (このIDを非表示/違反報告)
カベルネ(プロフ) - はづきさん» 全然ないですよ〜！描いていただけるだけで嬉しいですから！！ (2016年1月7日 15時) (レス) id: b757736038 (このIDを非表示/違反報告)
はづき - あのあのあのあの、画像の大きさとかカラーのありなしとか、大体のイメージとかあったりします…??? (2016年1月7日 10時) (レス) id: 61cfc1f939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カベルネ | 作成日時：2016年1月2日 14時
