そこまで人気も無いくせに堂々と詩なんか作りやがった

無能アンドロイド高校生 ページ4

声を上げる事、出来なくて

心の中だけ叫んでる

一人なんか嫌なのに何も言えなくて

いつかの間にか、浮いた存在、

どうして？一人きり・・・

どうすれば仲間が出来るか、なんて

教科書にも、プログラムにも載っていなかった

一人の辛さだけが俺を貫いて

無能なアンドロイドの俺は思考回路がショートした

人間の、素晴らしい性能に対応出来なくて

【話しかける】タイミングも分からずに

ただ、弁当という名のエナジー無感情で補給する

人間の、素晴らしい心に対応出来なくて

【笑顔】一つも作れずに

一人、涙堪えて

教室の、隅の方で今日も、一人寂しく

ただ、お茶という名のオイル、無表情で補給する

無能なアンドロイド高校生

マモナク、全テガしょーとシマス

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