日常編 サンプル ページ15
天堂「A?そろそろいくぞ。」
貴方「はーい。今行くー。」
今から、浬と水族館デート!この前は私の希望で遊園地だったから、今日は浬の行きたいところに行こうっていう話になって、水族館になったの。
浬が水族館に行きたいって言った時、意外だなってちょっとびっくりしたんだけど、すごく楽しみなんだ。
じゃあ、行って来ます!
貴方「お待たせ。」
天堂「ん。」
オシャレしたんだけど、どうかな?
髪巻いたり、いつもは着ないようなひらひらのワンピースきたり、メイクしたり、張り切りすぎかな?
褒めてくれるかな?
貴方「あのさ、浬。」
天堂「今日のお前いつもとちょっと違うな。」
気づいてくれた?
やった。
天堂「可愛い。」
貴方「ありがと。行こ!」
天堂「ああ。」
ーーーーーーーー
天堂「ここだ。」
わあ。大きい水族館。
天堂「行くぞ。」
貴方「うん。ねえ、なんでここ選んだの?」
天堂「ミズクラゲがいるからだ。」
クラゲ?
天堂「最近忙しかっただろ?クラゲをみるとリラックス効果があるからいいと思った。」
なるほど。
貴方「ありがと。クラゲ見たい気分だったから嬉しい。あ、ここかな?」
綺麗。
暗い室内にクラゲの水槽があちらこちらに置いてあってライトアップされてる。
貴方「綺麗。」
天堂「想像以上だな。」
貴方「うん。クラゲって私の中ではベニクラゲが一番だと思ってたんだけど、ミズクラゲもいいね。」
天堂「ベニクラゲ?」
貴方「うん。ベニクラゲってさ、餌をあげない状態とか極度のピンチに陥ると自分の細胞を初期化して、若返ることができるでしょ?」
クラゲはその印象が強いんだよね。
天堂「ああ。そんな研究もあるな。老化を防げるかもしれないっていう話だろ?」
貴方「そう。老化を防げるっていいよね。老けたくないもん。」
天堂「そうか?」
え?
貴方「おばさんの私より20代前半の私の方が浬も好きなんじゃない?」
天堂「それはないな。若くて初々しいお前も今のお前もおばあちゃんになったお前も同等に好きな自信があるけどな。見た目は変わってもお前が一条Aであることに変わりはないだろ。」
確かにそれもそっか。
貴方「私も研修医時代のちょっと泣き虫な浬も今の浬もおじいちゃんになった浬もみんな好きかも。」
天堂「そうか。」
浬とずっと一緒にいたいなって強く思った水族館デートでした。
Fin
348人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
25万(プロフ) - 素敵な作品でした! (2022年5月24日 13時) (レス) @page24 id: 9682f4a669 (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - anier017さん» コメントありがとうございます。検討させていただきます。 (2020年5月7日 11時) (レス) id: c4ad03bd10 (このIDを非表示/違反報告)
anier017(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます。新設定の恋つづ、私はとても読んでみたいです^^ (2020年5月7日 11時) (レス) id: a030ce827e (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - haruさん» この後、コウノドリコラボでか書く予定です。お楽しみに (2020年5月5日 17時) (レス) id: 9d084b53fe (このIDを非表示/違反報告)
haru - 子どもが出来た時のお話が読みたいです! (2020年5月5日 15時) (レス) id: 09d8f91aa6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛華 | 作成日時:2020年5月2日 11時