検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:78,847 hit

4話 ページ12

@オペ室

なんか患者さん目線になったことないから新鮮だな。
いつもだったら私が切る側だもんね。
あれ?

貴方「浬?なんでここに?」

天堂「本当はオペ室に家族の人は入れないらしいが、今回は特別に許可してもらった。」

そうなんだ。

麻酔科「では、麻酔しますね。」

貴方「はい。」

今回は部分麻酔だから、赤ちゃんの泣き声聞けるな。嬉しい。

鴻鳥「では、始めますね。お願いします。」

貴方「お願いします。」

ー天堂sideー

順調そうだな。

鴻鳥「はい。赤ちゃんでるよ。」

小松「元気な女の子ですね。おめでとうございます。」

Aの反応がない。

麻酔科「意識レベル低下。血圧も下がってます。」

鴻鳥「大量出血だ。止血急ごう。」

血が止まらない。このままだと出血死だ。

天堂「手伝います。」

鴻鳥「お願いします。ガーゼいっぱい持って来て。」

小松「はい。」

四宮「サクラ、どうした?」

鴻鳥「大量出血だ。」

四宮「手伝う。」

吸引しても血が止まらない。
まずい。

麻酔科「心室細動です。」

天堂「心臓マッサージします。除細動器用意して。」

A、戻ってこい。

小松「準備できました。」

天堂「下がって。」

戻らないな。

天堂「レベル上げてチャージ。」

小松「はい。」

鴻鳥「止血完了。」

よかった。
あとは、こっちが戻って来れば、、

小松「チャージ、完了しました。」

天堂「離れて。」

戻ってこない。

天堂「レベル上げてチャージ。」

赤ちゃん「えーん。」

A、戻ってこい。
俺と子供だけじゃない、皆がお前のことを待ってる。
お前のお父さんだって、お兄さんだって仕事をキャンセルして東京まで来てくれた。
俺の家族だってそうだ。

小松「チャージ完了しました。」

天堂「離れて。」




麻酔科「心拍再開しました。安定してます。」

鴻鳥「よかった。」

助かったのか。

小松「天堂先生、もう大丈夫ですよ。」

鴻鳥「うん。一条さんも赤ちゃんも元気ですよ。閉腹しましょう。」

5話→←3話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
348人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

25万(プロフ) - 素敵な作品でした! (2022年5月24日 13時) (レス) @page24 id: 9682f4a669 (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - anier017さん» コメントありがとうございます。検討させていただきます。 (2020年5月7日 11時) (レス) id: c4ad03bd10 (このIDを非表示/違反報告)
anier017(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます。新設定の恋つづ、私はとても読んでみたいです^^ (2020年5月7日 11時) (レス) id: a030ce827e (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - haruさん» この後、コウノドリコラボでか書く予定です。お楽しみに (2020年5月5日 17時) (レス) id: 9d084b53fe (このIDを非表示/違反報告)
haru - 子どもが出来た時のお話が読みたいです! (2020年5月5日 15時) (レス) id: 09d8f91aa6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛華 | 作成日時:2020年5月2日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。