8話 ページ8
ーno sideー
一条が去った後も会話は続いていて、、
根岸「いいペアになるかもしれませんね。、、、、、、でも、天堂先生と一条先生のペアには及ばないような気がします。」
小石川「そうですね。あの2人は息もぴったりだし、お互いが考えてることがよくわかってますから。」
ーあなたsideー
＠医局
白衣を自分の席にかけたら、帰ろっと。
荷物はロッカーにあるし。
みおり「さっきのオペで分かりました。あなたは良い医者だって。」
あ、みおりさんの声。
天堂と話してるのかな。
みおり「悩んで苦しんで、姉の分まで努力してくださったんですね。先生とずっと話したかった。私、あなたを好きになりました。」
これって、告白だよね。、、、、、
もういいや。帰ろ。白衣はロッカーに置いて帰ればいいし。
＠公園
酔いやすいのはわかってるけど、ダメだ。
お酒飲む手が止まらない。
大して美味しくもないけど、さっきの出来事を忘れたくて仕方ない。
来生「一条？」
貴方「ん？あ、来生ー。」
来生「え、お酒飲んでんの？珍しいじゃん。」
貴方「ちょっと、忘れたいことがあってさ。まあ、気にしないで。」
来生に話しても仕方ないし。
来生「まあまあ。話してごらんよ。隣座るよ。」
貴方「私の話なんか聞かなくていいよ。つまんないし。」
来生「ねえ、スカイツリーって登ったことある？」
スカイツリー？
貴方「ないよ。」
来生「俺さ、スカイツリー行った時に、どうしても階段で登りたくて、階段で登ろうと思ったら、非常階段だから普段は使っちゃダメみたいで、階段で登れなかったんだよ。」
えー、何それ。来生らしいかも。ふふっ。
来生「やっと、笑った。」
貴方「え？」
来生「大阪帰って来てからずっと怖い顔してたよ。オペ中も。一条がそんな風になるって珍しいから、何かあったんだろうなと思って。」
貴方「ごめん。完全に無意識だった。」
私そんなだったんだ。
来生「話してみなよ。」
来生の優しさに今だけ甘えてもいいかな？
貴方「私は天堂と釣り合わないんだなと思って。」
来生「え？」
貴方「天堂にはさ、みのりみたいな優しくて明るい太陽みたいな子がいいと思う。私みたいな冷たい人間が天堂と付き合っちゃダメだったんだよ。多分。」
来生「一条は優しいと思うけど。」
貴方「優しかったら。人に優しくできる余裕があったら、みのりが病気になってたことも気づいてたのかもしれないなと思って。」
ダメだ。涙が止まらない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 973人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが…｡ 4話のここの部分 (バサッ) これ正しくはドサッではないのでしょうか？ (2022年2月14日 0時) (
レス) @page4 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにすみません…｡ 一つお聞きしたいことがあるのですが…｡ 3話のここの部分 意識なし、息してないから、胸骨○○←名前�靴覆�ゃ� これって文字化けでしょうか？ (2022年2月14日 0時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
愛華 - 哀羅さん» ありがとうございます。更新頑張ります！ (2020年3月20日 14時) (レス) id: f1b4b8ca84 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅 - 続編楽しみです！これから先も愛読させてもらいます！大変かとは思いますが頑張って下さい！！応援してます！ (2020年3月19日 19時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
りせ(プロフ) - 愛華さん» ありがとうございます！ (2020年3月12日 10時) (レス) id: d59f2d3f2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛華 | 作成日時：2020年2月27日 11時
