38話 ページ40
ー数日後ー
はあー。まだ、まともに天堂と話せてない。どうしよう。
ん?あれ?
貴方「天堂、真司くんの緊急アベレーション勇者ちゃんじゃないの?」
天堂「ああ。」
え、あの後あんなに一生懸命勉強してたのに。
天堂は勇者ちゃんの何を見てたの?
貴方「天堂は何がしたいの?確かに一生懸命やってできないって言うなら見捨てればいいけど、勇者ちゃんはできる子だと思う。育ててあげるんじゃなかったの?」
prrr
もう、こんな時に誰?
貴方「はい、一条。」
救命「救命です。コンサルお願いします。」
貴方「わかりました。すぐ行きます。電話繋いだまま行くので、状況を今教えて下さい。」
救命「はい。えっと、、患者は70代女性。路上に倒れていたところを発見され運ばれました。胸を押さえて痛がっていたようです。バイタルが不安定で何をしても血圧が上がりません。おそらく心タンポナーデです。」
貴方「通院歴は?」
救命「現在確認中です。」
確認中?手際悪いな。新人の人しかいないのかな?あ、酒井さんだ。
貴方「酒井さん、ちょっとついてきて。」
酒井「は、はい。」
救命「あ、確認が取れました。心臓に持病があります。僧帽弁閉鎖不全症です。体力がなく、オペができないということから複数の病院をたらい回しにされていたそうです。」
それは厄介だな。
オペしないと。
貴方「心臓エコーして他の異常を探して下さい。それとオペ室、麻酔科医の準備。臨床工学士も呼んでおいて。」
救命「わかりました。一回切ります。」
胸を押さえていたってことは冠動脈あたりに異常があるかも。
酒井「あの、一条先生?」
貴方「あ、ごめんごめん。今救命にコンサルに呼ばれてて。向こうのスタッフが上手く動いてくれなかったら困るから、酒井さんも連れて行こうと思ってさ。頼んだよ。」
酒井「はい!」
ついた。
貴方「状況は?」
aa「あ、一条先生。ありがとうございます。エコーで確認したところ、冠動脈に異常です。」
やっぱり。
貴方「オペ室と麻酔科医と臨床工学士は?」
bb「用意できました。」
貴方「オペ室に運んで。一番オペが上手い人は誰?」
、、、、誰も答えない。
貴方「スタッフリーダーは?」
aa「私です。」
貴方「じゃあ、第一助手入って。冠動脈バイパス並びにオンポンプオンビートによる僧帽弁形成術やるよ。」
aa「は、はい。」
貴方「酒井さん機械だし。できる?」
酒井「はい!」
よし、やるぞ。
1179人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) 先程のコメントパート2と間違えてしまいました。 すみませんでした。 (2022年2月14日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くすみません…。 物語読みました。 パート2も沢山のいや、ほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした。 (2022年2月14日 0時) (レス) @page50 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて疑問に思ったのですが…。 この物語に出て来るaaとかbbって一体なんなんでしょうか? (2022年2月13日 1時) (レス) @page40 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるん - 作者様、結さんは無視して下さい。この人粗探ししたいだけの荒らしなので。年単位でこんな事してる人なので。 (2022年2月13日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるん - またやってるんですか…IDも変わってないしまた通報しておきますね。 (2022年2月13日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛華 | 作成日時:2020年2月6日 9時