恋はつづくよどこまでも

34話 ページ36

ー次の日ー

貴方「おはようございます。」

来生「おはよ、昨日は大丈夫だった？」

貴方「大丈夫だよ。ご心配をおかけしました。」

来生「無事で本当に良かった。天堂が焦って救急車から降りてきたから何事かと思った。」

そんなに天堂焦ってたんだ。

来生「まあ、ストーカーの対応はこっちでしっかりやったから。」

貴方「ありがとね。」

天堂「おはよ。」

来生、貴方「おはよ。」

あ、そういえば。

貴方「今日から根岸さんの息子さんの真司くん入院だよね？担当医は天堂だっけ？」

天堂「ああ。緊急アベレーションやる予定だ。」

緊急アベレーションか。

貴方「頑張って。」

天堂「ああ。」

貴方「じゃあ、回診行ってきます。」

ー来生sideー

なんか今日、、

来生「なあ、天堂。お前と一条、昨日何かあった？」

いつもより空気が甘い気がする。
天堂の目が泳いでるし、図星か？

天堂「気のせいだ。俺も回診行ってくる。」

絶対両思いなのにあいつら鈍くて、なかなかくっつかないと思ってたけど、やっとくっついたんだな。
長かった。

ーあなたsideー

根岸「一条先生。」

ん？あ、

貴方「真司くん、久しぶりだね。」

真司「お久しぶりです。」

根岸「何かあったらよろしくお願いします。」

緊急アベレーションで何か起こるってことはあんまりないけど、お母さんとしてはきっと心配だよね。

貴方「はい。もちろんです。何かあったらいつでも言ってください。」

天堂「あ、真司くん。」

あ、天堂だ。

真司「天堂先生、よろしくお願いします。」

天堂「こちらこそよろしくね。」

根岸「じゃあ、私たちはこれで失礼します。」

真司くんおっきくなったな。
前は風邪ひいたときにここの病院に診察にきて会ったんだっけ。

prrr
ん？私だ。

貴方「もしもし。」

看護師「一条先生、そろそろ外来の時間ですよ。」

え、もうそんな時間？

貴方「はい。すぐ行きます。天堂、またね。」

天堂「ああ。」

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